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hirotsukiワインレビュー一覧

89 ブルーノ・パイヤール ブリュット・ロゼ・プルミエ・キュヴェ

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: ロゼ
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
ロゼにしてあまりロゼロゼしていない部分にチャーミングさを感じる。
しかし泡立ちは実に豪華で、グレープフルーツが良く感じられるアフターが爽やかさを演出している。
コストパフォーマンスもなかなか良いし断然好きです、パイヤール・ロゼ。
  • 2010年08月試飲

94 ラトゥール ラトゥール 1970年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
なんて高貴な存在なのだろうか。
だいぶ丸みを帯びては来ているがまだまだ発展途上。
すべてに品があり、甘味も果実味も申し分ない。また、
タンニンの割には舌触りが素晴らしくシルキーな部分も見逃せない。
ただしラトゥールらしいかと言えば、いつもの”らしさ”はあまり感じられず、
これはとても不思議なことだ。
液体のレベルが非常に高く、品格に満ち溢れたこのラトゥールは
良い意味でも悪い意味でも他のラトゥールとは一線を画す味わいへと成長している。
  • 2010年06月試飲

95 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1982年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
疑いようのない偉大な存在だ。
確かにまだまだ成長過程ではあるが、良く聞く取っ付き難さは感じられない。
それでも素晴らしいほどのエキス分と凝縮された甘味。
酸味も素晴らしくさすがにバランスも取れている。
また、まだまだ渋みさえ感じられるタンニンにも関わらず、恐ろしい程
柔らかい舌触りを持ち合わせているのだから言うことはないだろう。
ちなみにまだまだ余剰があるのがむしろ恐ろしいところか。

人を魅了するには充分過ぎるポテンシャルを持っている。
  • 2010年06月試飲

87 ジョゼフ・ドルーアン シャルム・シャンベルタン 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
前回いただいたシャンボール・ミュジニーよりは的を得てると思う。
ジュヴレ・シャンベルタン村のワインとしては力強さは不足気味も、
近づき易いという意味ではシャルムらしいと言えるだろう。
また熟成も進んでいてだいぶ和らいでおり、果実味もなかなか良いので
いただくにはいいタイミングだと感じられる。
ただし個人的にはもう少し個性的な表現を求めてしまいかもしれない。
  • 2010年06月試飲

84 ジョゼフ・ドルーアン シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
香りはそうだが、シャンボール・ミュジニーらしからぬ味わい。
酸味が特徴的で、これはジュヴレイ・シャンベルタンに近い酸味に感じられる。
しかし全体的なイメージはヴォーヌ・ロマネのように感じられ、なんだか掴みどころがない。。
舌触りはなかなか良いが、個人的にはちょっと難しいワインに思える。
  • 2010年05月試飲

88 リュシア リュシア 2005年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
相変わらず柔らかい舌触りはこのワインの特徴。
かなり良く熟した甘い果実味を感じられるこの味わいは、
アルコール分がやや高く、酸味は少なめ。
アフターにリキュールのニュアンスが感じられる。
やはり早飲み出来るタイプではあるが、例年よりは
若干熟成能力はあるかもしれない。

ポテンシャル89〜90
  • 2010年05月試飲

86 ルイ・ジャド ボーヌ・1er・クロ・デ・ズルシュール 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
粘性が良く感じられる舌触り。タンニンはまだまだ溶け込んでいない。
酸味は弱めではあるが甘味とのバランスは悪くない。
全体的なイメージは「無骨」だが、造りはキレイ。
余韻がかなり短い部分は残念なところか。
それを差し引いてもボーヌにしてはステキな存在と言えるだろう。
  • 2010年05月試飲

89 ドメーヌ・ポンソ クロ・ド・ラ・ロッシュV.V. 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
96/98年同時テイスティング。
力強さがありとても健康的。96年に比べて芯の強さがまったく違う。
甘さは弱めだが果実味に溢れ、厚みがあり存在感が感じられる。
舌触りは相変わらず滑らか。ピュアで純度もなかなか高い。
96年に比べて明らかに「ポンソのラ・ロシュ」らしい味わい。
まだまだ伸びしろもありそう。
  • 2010年05月試飲

87 ドメーヌ・ポンソ クロ・ド・ラ・ロッシュV.V. 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
96/98年同時テイスティング。
イチゴの香りがステキ。ミネラルが良く感じられのに対し柔らかな舌触り。
ただし力強さには欠け、全体的にも弱々しさが際立っている。
ポンソのラ・ロシュを名乗るには少々役不足かもしれない。
このヴィンテージはちょっと評価が難しく、むしろ以前いただいた
キュヴェ・デ・グリヴ(同ヴィンテージ)の方が印象は良い。
デコボコはしていたが。
  • 2010年05月試飲

87 ボノー・デュ・マルトレ コルトン・シャルルマーニュ 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
飲み頃のピークに達している。
濃い黄金色をしているこの液体は、シャルルマーニュにしては
抜栓直後から開いた香りを放つ。
が、時折感じさせるセメダインのような香りは少々気になるところ。
柑橘系を思わせる酸味。ミネラルもそこそこあるが甘味とのバランスはとれていない。
前回いただいた96年モノとはだいぶ差があるというか、
そもそもこのヴィンテージの完成度は少々低いのだと思われる。
  • 2010年05月試飲

87 ドメーヌ・ジョルジュ・エ・クリストフ・ルーミエ モレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ビュシェール 2006年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
とても静かなワイン。相変わらずキレイな液体。
まだまだ若さからくる渋みはあるがスミレとチェリーがほんのり香ってくる。
このキレイな酸味と極め細かい舌触りは、やはりルーミエならではのもの。
相変わらずステキです。

ポテンシャル90
  • 2010年05月試飲

86 ルモワスネ ポマール 1978年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
完全にピークは越えているが、それなりの良さが感じられる。
キノコにシェリー、イチゴなど時間とともに変化が見られる香り。
タンニンはすでに溶け込んでいる。
微かに枯れた酸味が出始めてはいるが、村名レベルでは十分な味わい。
アルコール分は高め。
  • 2010年04月試飲

86 マリー・ピエール・ジュルマン ジュヴレ・シャンベルタン 1990年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
フランソワ・ミクルスキ氏が奥様の名前で出しているワインですね。

予想以上に熟成が進んでいる。
酸味が控えめな為、良ヴィンテージの割にはボリューム感に欠けるが
甘く、果実味豊かで柔らかい舌触りをしている。
これ以上の熟成を待つよりも、果実味が良く感じられる今のうちに
いただいた方が良いのではと個人的には思える。
  • 2010年04月試飲

90 タルボ タルボ 1982年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後から素晴らしい香りが昇ってくる。
まさに飲み頃のピークにあるこのヴィンテージは、厚みはないが
タンニンは完全に溶け込んでいて、フルーティーに甘く
さりげない品の良さが感じられる。
過去のタルボの中でも代表作と言ってイイ出来。
  • 2010年04月試飲

87 ブルーノ・パイヤール ブリュット・プルミエキュべ

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: その他・不明
ほのかなナッツに柑橘系の香り。
やや辛口でさっぱりとした味わいは、酸味のバランスも良く
アフターは儚いが繊細な泡でとても好感の持てる味わい。
好きです、パイヤール。
  • 2010年04月試飲

88 ルイ・ジャド シャンボール・ミュジニー レ・ボード 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
予想以上にキレイな造りをしている。
舌触りが柔らかく、酸味も上品で瑞々しい液体。
さらにミネラルも良く感じられる。
寝かせればもうちょっと良くなりそうだが、飲み頃の初期には入っているので
今でも十分美味しくいただける状態にはある。
  • 2010年04月試飲

87 ドメーヌ・ジャン・フランソワ・コシュ=デュリ ムルソー 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
ハッキリとした栗のニュアンスが感じられる。
温度が適温に近くなると本領発揮。
ややトロミのある舌触り。凝縮感もそこそこある。
規模は大きくはないが、ミネラルと酸味のバランスの良さは特筆すべきところ。
ヴィンテージの問題かボトルの問題か、力強さなどはあまり感じられないが
それでも十分美味しくいただける味わい。
  • 2010年04月試飲

88 ドメーヌ・ドゥ・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
分かり易いスミレとイチゴの香り。
酸味の主張が若干強めで、3時間後あたりからが本領発揮。
もうちょっと寝かせて置いた方が良い。
近年の完全ビオの造りも良いが、ビオ前の造りも好きです。
むしろ長い目で見ればこちらの方が好みかも。
ラルロのワインはそもそもがキレイなのだ。
  • 2010年04月試飲

99 ヴァン・ダー・ミューレン リシュブール 1921年

  • : その他フランス
  • 地域: その他フランス
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
言葉を失うというのはこういうことを言うのだろう。
引き込まれます。
そしてこのワインと向き合う際は古酒という概念をどこかへ置いてくるべきだ。

とても約90年前の古酒とは思えないほど若々しく筋肉質なその液体は、
フィネスに溢れ、傑出した優雅さと、品のある色気に満ち溢れている。
あまりにエレガントで、あまりに大きすぎる存在感。
もはや言語化することすらバカバカしく思えてきてしまう。

今後このワインを越えるものと出会えることが出来るのだろうか・・・。
そんな最大の賛辞を贈るべきこの偉大な存在には、確かに夢のような時間が詰まっていた。


ちなみに、1921年といえばフィロキセラ被害前の自根のブドウ。

<余談>
ヴァン・ダー・ミューレンとは。
ネゴシアン全盛時代の1900年前半に君臨したベルギーの伝説的ネゴシアン。
傑出したテイスティング能力をを武器に樽で買い付け、自らのラベルを付けて販売。
残念ながら1960年ごろからシャトー元詰めの時流になり活動は停止してしまったが、
同ヴィンテージ、同畑のワインを元詰め品と比較しても、彼の瓶詰めしたものの方が
むしろ品質が良く今でも不朽の品として価値を高めている。
  • 2010年04月試飲

91 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
3度目ですね。
今回はちゃんと熟成が進んでくれてました。

相変わらずエレガント。
ステキです。
やはり隠れた名作。
  • 2010年03月試飲

87 フランソワ・ミクルスキ ムルソー・1er・ポリュゾ 2004年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
いくつかの花と蜂蜜、若干の樽香。
甘く近づき易い黄金色の液体は、割と粘せいがある舌触りを持つ。
良質な酸味は全体とのバランスが良い。
アフターに栗のニュアンスが感じられる。
  • 2010年03月試飲

89 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1982年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
かなり大柄な味わい。
分厚いタンニンは噛み応えがあり、甘く、果実もよく詰まっている。
酸味は強めでアルコール分も高い。
さすがに奥行きがあり、複雑さも兼ね備えている。
個人的にはもうちょっとチャーミングな部分があっても良いかなと思う。
伸びしろがもう少しあり、本当のピークにはもう少し時間がかかりそう。
ちなみに、本領発揮するまでに2時間以上掛かってます。
  • 2010年03月試飲

86 ドメーヌ・クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
イメージ通り凝縮感がありとても骨格がしっかりしている。
果実味は良く感じられるが、まだまだ若くタンニンも酸味も主張が強い。
それでも十分な柔らかさを持ち合わせている。
飲み頃の初期を向かえるにはあと2年は必要。
  • 2010年03月試飲

87 ドメーヌ・ドゥ・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ キュヴェ・ル・プティ・アルロ 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
今飲んで美味しい。
かなり綺麗で優しい液体。
それは甘く、滑らかで、旨味がかなり感じられる。
とことんナチュラル。
もうちょっと果実味と酸味が欲しいところではあるが、
5000円前後でこのレベルはかなり素晴らしい。

まさに今いただくべきワイン。
  • 2010年03月試飲

88 コス・デストゥルネル コス・デストゥルネル 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
グラス内で爆発する香りはクレームドカシスと若干のなめし革にバニラ。
とても柔らかい舌触り。甘いタンニンに程良い酸味。
アフターは短いと思いきや、時間差でゆり戻しが来る。
初期の飲み頃には十分入っている。
95年にも感じたが、やはりもう少しスケール感が欲しいところ。
  • 2010年03月試飲

88 ドメーヌ・アンリ・ペロー・ミノ マゾワイエール・シャンベルタン 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
抜栓直後はちょっと独特な雰囲気が感じられる。
香りはイチゴに赤系果実。すでにムスク香も出始めている。
しかし色合いはまだまだ若々しい。
甘く、タンニンはだいぶ和らいでいて、シャンベルタンにしてはかなり優しいイメージ。
が、ちょっと擬似的な甘味に感じられたことには少々疑問が残る。

じゅうぶん美味しいですけどね。
  • 2010年03月試飲

88 サロン ブリュット ブラン・ド・ブラン ル・メニル 1997年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
なかなか開かず、1時間後あたりから変化が見え始める。
抜栓直後の泡はかなり活き活きとしていて、少々強めの酸味とミネラルが感じられる。
全体的な造りの方向性としては繊細ではあり、しみじみくるタイプ。
また広がり感はかなりある。
ただし、2時間後あたりから急激に泡に力が無くなっていくのはマイナス印象。
であれば、96年のように最初から優しい泡を持続して欲しいもの。

繊細な味わいと”言い切れない”あたりが、このヴィンテージの残念なところか。
  • 2010年03月試飲

87 ドメーヌ・コント・リジェ・ベレール ヴォーヌ・ロマネ クロ・デュ・シャトー 2005年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
さすがに香りは立たないが、予想以上に柔らかい。
ヴィンテージの恩恵を十分に受けた果実味。甘味の奥に酸味が感じられる。
ちょっと柑橘系が感じられるアフターに、ゆり戻し感のある心地良さ。
熟成させても面白そうだが、今からでも十分楽しめる。
結構好きかも。
モノポールとはいえ、村名格でこれだけの味わいなら文句はないでしょう。

<余談>
2005年より社名がCOMTE LIGER-BELAIR(コント・リジェ・ベレール)に変わってます。
それまではVICOMTE LIGER-BELAIR(ヴィコント・リジェ・ベレール)。
これは、VICOMTE =「子爵」から COMTE =「伯爵」 に昇格になったことからです。
  • 2010年03月試飲

86 デュクリュ・ボーカイユ デュクリュ・ボーカイユ 1993年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後から全快気味で、素晴らしい香りが立ち込める。
ただし弱いヴィンテージの影響からかボーカイユにしてはかなりあっさりしている。
や、辛うじて「スカスカ」と表現しないギリギリのラインだろう。
アフターに枯れかけた味わいが感じられるものの、甘味が絶妙なフォローをしてくれる。
酸味もだいぶ失われており、なるべく早くいただいた方が良いだろう。
今がピークのかなり末期だと思われる。
  • 2010年03月試飲

86 ランシュ・バージュ ブラン・ド・ランシュ・バージュ 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: ソービニヨン・ブラン
予想以上に熟成が進んでいるが、割とサラッとしている舌触り。
しっかりとした酸味で“ダレない“味わいは、もう少し甘味があっても良いかもしれないが
こんなスタイルも悪くはない。
ちなみに、意外にも白子と相性が良かったことには驚きだ。
(正確には”白子のパイ包み焼き”。)
  • 2010年03月試飲

97 パルメ パルメ 1983年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
穏やかにして力強い。なんというか“暖かいチカラ“で満ち溢れている。
ふくよかで厚みがあり、その甘いタンニンは幾重にも重なっている。
そしてなんだか優しい。癒やしの要素がとても感じられる。
間違いない。まさにピークを向かえようとしているこのヴィンテージは、
ピュアで敬愛するほど偉大な存在だ。
  • 2010年02月試飲

87 ドメーヌ・ファブリス・ヴィゴ エシェゾー 2005年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
”若さ”というのもあるが、かなり力強い印象。
舌触りは柔らかく、そして甘い。熟したような甘味が感じられる。
酸味は舌先にちょっと残る感じ。
熟成させても良いが、今いただいてもなかなか美味しい。
良い意味ですごく葡萄が感じられる味わい。
  • 2010年02月試飲

84 ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロード コルトン・クロ・デュ・ロワ 2004年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
この味わいは覚えておこう。
なぜならば、この畑のワインは今後DRCとして生まれ変わるからだ。

全体的に弱いヴィンテージの影響をモロに受けてしまっている。
ちょっとひ弱な酸味。厚みも感じられない。
にも関わらず、まだまだ熟成を必要と思わせるような造りで見えてこない部分もある。
ちょっと強引かな。スタイルにとらわれ過ぎたような出来。

2009年ヴィンテージからDRCとして出荷されるこのクロ・ドュ・ロワは
いったいどのようなワインへと生まれ変わっているのか。
  • 2010年02月試飲

88 モメサン クロ・ド・タール 2005年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
さすがにかなり硬い。2時間経過した辺りからようやく開き始める。
抜栓直後はスミレの香りが独占していたが、時間と共に苺ジャムの香りも現れてくる。
舌触りは柔らかいがタンニンの主張がまだまだ強く、またミネラルも良く感じられる。
良質な酸味と果実味豊かな味わいで、質はかなり高い。
ただし最初の飲み頃が来るのは3年は先だろう。

現在はまだまだ発展途上な味わいだが、このヴィンテージの将来はかなり明るい。
  • 2010年02月試飲

83 グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
抜栓直後は攻撃的な酸味を感じるが、30分もしないうちに落ち着きを見せる。
ほんのりイチゴとほんのりスミレの香り。距離感はほぼ無い。
アフターにほんのり甘味。多少雑味。すべてにおいて“ほんのり“な味わい。
ちなみに全体的にはヴォーヌ・ロマネのニュアンスが強いように感じられる。
  • 2010年02月試飲

88 ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2003年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: サンジョベーゼ
十分な飲み頃でタンニンもだいぶ和らいでいる。
酸味はアフターに近い位置で感じられ、甘味が前面に出ている。
以前いただいた98年とはまったく別のスタイルに感じられ、ボルドーっぽさは薄れているが
逆に良い意味でブルネロらしいサンジョベーゼの味わいが良く感じられる。
個人的には98年のスタイルの方が好みで面白い存在だと感じていたのだが、
それが”以前のスタイル”なのか、98年”だけの出来”だったのかは分からない。
  • 2010年02月試飲

93 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
素晴らしいランシュ・バージュだ。
欲を言えば酸味がもう少し欲しいところだが、多層構造で凝縮感のあるタンニンと
なんとも言えない抜群な甘味。旨味もかなり感じられる。
舌触りも柔らかく、その味わいは奥行きがありどんどん広がりを見せる。

歴代TOP3に入るこのヴィンテージは、実にランシュ・バージュ”らしさ”が全面に出ている
とても生真面目な味わいだ。
  • 2010年02月試飲

85 コント・ラフォン ヴォルネイ 2005年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
まだまだ閉じ気味。それでも十分に楽しめる味わいではある。
割と厚みのあるタンニンも渋みはそんなに酷くはない。
酸味とのバランスは良く果実味も十分感じられる。
相変わらず無骨なイメージだが、ヴィンテージの恩恵をかなり受けている味わい。
ちなみにアルコール分は若干高め。
  • 2010年02月試飲

87 オー・ブリオン バアン・オー・ブリオン 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: グラーブ/ペサック・レオニャン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
グラーブらしい特徴ある香りと味わいは十分に感じることが出来る。
が、オー・ブリオンと比較するには”大きさ”が違う。や、違いすぎる。
まあセカンドなのでこれで良いと言えば良いのですが。
それでも力強さもありなかなか美味しくいただける味わいは、十分楽しめるレベルにある。
  • 2010年02月試飲

83 フランソワ・ミクルスキ ムルソー・1er・グット・ドール 2003年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
大人しめのかなり“無難“なムルソー。
始めは舌先がピリッとする刺激があるが、甘味はそこそこ感じられる。
舌触りはややねっとりしていて余韻はまあまあ長い。
しかしまだまだ若いからなのか現時点では主張が見えて来ず、
印象としても残りづらい味わい。
  • 2010年01月試飲

83 ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨ エシェゾー 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
さすがに硬いですね…。まだまだ渋みに支配されている。
果実味はそこそこ感じられるが全体的なバランスはちょっと悪く、質も高いとは言えない。
アルコール分はやや高め。アフターはかなり短い。
性格は割りとハッキリしている。
  • 2010年01月試飲

87 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
うーん、、、どう考えても今閉じている時期。
前回いただいた時もまったく開かずデキャンタすればと後悔したが
今回はさらに開かず完全に冬眠状態。そこそこの滑らかさこそ感じられるが、
全体的にはそのポテンシャルすら疑いたくなるほどの静けさ。
むしろ前回の方が良く味わえた訳だが、それも冬眠直前だったようだ。

このヴィンテージは今まさに寝ている状態で、あと数年は潜み続けるだろう。
ひとまず、おやすみなさい。
  • 2010年01月試飲

87 ドメーヌ・ポンソ モレ・サン・ドニ・キュヴェ・デ・グリヴ 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
かなり時間をかけていただきました。
なんとも柔らかい舌触り。質の高い酸味に溢れんばかりの果実味。
アフターもなかなか長く、旨味も良く感じられる。村名でこのレベルは素晴らしい。
少々デコボコしている部分が目立つが、それを補い尚余るほどのエレガントさを持ち合わせている。
  • 2010年01月試飲

83 ドメーヌ・ジャン・ノエル・ガニャール シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ モルジュ 1993年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
タンニンは和らいでいる。割と果実味が感じられ、酸味の質も悪くはない。
舌触りも柔らかく繊細な造りにも思えるが、全体的なイメージは「優しさ」よりも「儚さ」が目立つ。
もう少し中身の詰まっていれば、と思ってしまうところ。
  • 2009年12月試飲

83 フランソワ・ラマルシュ ヴォーヌ・ロマネ ラ・クロワ・ラモー 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
抜栓直後は青臭い香り。
味わいは残念なことにタンニンの主張が強いだけで、それ以外ほとんど印象に残らない。
弱いヴィンテージの影響をもろに受けたのか、全体的に線が細くアフターも儚い。
例え閉じた時期だとしても、もうちょっと個性的な面を見せて欲しい。
  • 2009年12月試飲

86 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
やや青臭い香り。
全体的に力強さは感じられないが、小さくも甘味、酸味のバランスは悪くない。
柔らかい舌触りも好印象。
とにかく規模は小さいが、ランシュ・バージュらしさは十分感じられる。
すでに飲み頃の初期を向かえているので、今でも十分楽しめる存在。
  • 2010年01月試飲

87 オーパス・ワン オーパス・ワン 2003年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
かなり柔らかくなってきている。
一般的には熟成を待たずとも美味しくいただける、というのがカリフォルニアワインの特徴
と言われてはいるが、やはりそれなりに時間を置いた方が美味しいと私は思う。
苺ミルクキャンディのような甘い香り。
相変わらず酸味より甘味が前面にでているが、舌触りも大分滑らかになってきている。
大柄で”繊細さ”はまったく感じられないが、近付き易いという意味では大したもの。
ただし、それでも金額に見合う味わいではないと常々思う。
  • 2010年01月試飲

88 ドメーヌ・ジョルジュ・エ・クリストフ・ルーミエ ボンヌ・マール 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
相変わらず優しく、そして落ち着いている。いや、むしろ変に落ち着きすぎではないか・・・。
甘くビロードのような舌触りはさすが。ただし酸味がやや不足気味だからなのか
全体的にぼんやりしていて集中力もなく、期待していたエレガントさは存在しない。
むしろこのヴィンテージは、グラン・クリュというよりもプルミエ・クリュのレベルにあると感じられる。
(すべてがかなりレベルの高い話ではあるが。)
ちなみに、余剰もほとんど感じられない。
  • 2010年01月試飲

91 ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ ラ・ターシュ 2002年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
フランボワーズに若干カレーのようなスパイス香は、とにかくすごい。
なんとも魅惑的な香りでまるで手招きされているかのよう。
味わいは良ヴィンテージの割りには少々力強さに欠け、なんだか”危うさ”を感じさせるが、
それを補い尚持て余すほどのエレガントさと、絶妙とも言えるシルキーな舌触りがあり
壊れそうで壊れない危うさの中に十分な存在感を示している。

予想外に早くも飲み頃を向かえつつある。
ポテンシャル92+。
  • 2009年12月試飲

87 ドメーヌ・ジャン・グリヴォ リシュブール 1997年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
バラの香りが良く感じられ、味わいは2時間経過した辺りから本領を発揮してくる。
相変わらずこの作り手のワインはやんちゃなイメージが残るが、
いつもより腕っ節は太くはなく全体的に少々アンバランスで
味わいよりもとりわけ香りが目立ってしまう。
ピーク終盤を向かえつつあるこのヴィンテージは、早急にいただくことをお勧めします。
  • 2009年12月試飲

93 ボノー・デュ・マルトレ コルトン・シャルルマーニュ 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
もう少しで飲み頃のピークに達すると思われる。
濃いめの黄金色がとても綺麗。
蜂蜜に完熟リンゴジュースの香り。
最初はぼんやりしていたが、2時間後辺りから締まりを見せ始める。
十分なミネラルと甘味に美しい酸味が共存している。
予想以上にキレのある味わいは、まさに人を魅了するに値するレベルにある。
やらしさがなく、清楚で品のある立ち振る舞い。
コルトン・シャルルマーニュの中でも特別な存在と言える。
  • 2009年12月試飲

89 ドメーヌ・ジョルジュ・エ・クリストフ・ルーミエ シャンボル・ミュジニー レ クラ 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
とても静かで、品格と落ち着きに満ち溢れている。
品のある甘味に綺麗な酸味。多少ミネラリー。
当然のごとくまだまだ若いが、その渋みさえ心地良く感じさせられてしまう。
2006年に比べてこちらの方が”距離”があるように感じられるが、その分余剰もある。
それでも3,4年後には初期の飲み頃が来るだろう。

改めて思う。
こういう普遍的なブルゴーニュを造ることの出来るルーミエは”やはり巨匠である”と。

ポテンシャル92
  • 2009年12月試飲

88 ルイ・ロデレール クリスタル 2002年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
おもいっきり硬いですね。。
白い花の蕾に柑橘系の香り。
キメ細かく繊細な泡。なんとも爽やかでエレガントな酸味。
雑味がほとんど感じられない。
開いている時ならば、きっともうちょっと広がりを見せたのではないだろうか。
まだまだフレッシュさが全面に出ているが、もうちょっと時間が経過すれば
もっと素敵な時間を提供してくれるはず。
  • 2009年12月試飲

84 ニコラ・ポテル ヴォルネイ 1er タイユ・ピエ 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
光を透しやすいルビー色。まだまだタンニンに支配されている。
厚みというよりも重みが感じられる。ただし濃い訳ではない。
また、酸味も少々不足気味。
飲み頃のポイントが非常に難しいが、以前いただいたマルキ・ダンジェルヴィーユと比べるとだいぶエレガントな造りではある。
  • 2009年12月試飲

90 ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー V.V 1997年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
シルクのような滑らかさがあり、全体的にも角がなく丸みを帯びている。
アフターはそこそこ持続する。
ただし確かに美味しいがそれ以上広がりを見せる様子はなく、
スケール感はそんなに大きくはない。
飲み頃には十分入っていて、今のうちにいただくのが良いと感じられる。
しかし、この果実味の自然な甘味は素晴らしい。
  • 2009年12月試飲

85 ラ・モンドット ラ・モンドット 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
96年以降、毎年のように高得点(P.P)を叩き出しているこのワイン。
(すいません、ソムリエの受け売りです。)
なんと価格も96年以降は3倍以上になっているのだから驚きだ。
ではP.Pすらついていない95年モノはいかがなものか。

ちょっと焦げたトーストに苺ジャムの香り。
ミディアムボディで、そこそこの果実味となかなかな甘味が感じられる。
しかし全体的にはまだまだ渋みに支配されているのが現状。
アフターの感じがカリフォルニアワインに少々似ている。
アルコール分はやや高め。

個人的にはそんなに心踊らされるようなワインには感じられず。
たぶん96年以降のラ・モンドットは製造責任者か誰かが変わったのでしょう。
逆にもしこのレベルで高得点をパーカーがつけていたとしたら。。
まあ自分はパーカー信者ではないのでそこはあまり気になりませんが、
どちらにしても96年以降は良い方向に変わっていて欲しいですね。
  • 2009年12月試飲

86 カロン・セギュール カロン・セギュール 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後は少々酸味が暴れたが、30分ほど経過すると完全に落ち着きを見せる。
と同時に、味わいもまとまりを見せ始めた。
そこそこの果実味。タンニンは和らいでいる。
しかしいつもの”らしい”甘味は見当たらない。
余韻はかなり短く、ちょっと雑味が感じられる。
良い熟成をしているとは言い難く、また今後もこれ以上良くなっていくとも思えない。

ここ1~2年でいただくべきこのヴィンテージは、早くもピークの終わりが近付いている。

  • 2009年11月試飲

83 ロシニョール・トラペ ブルゴーニュ・ルージュ 2006年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
赤系果実に割りと主張の強いスパイス。
優しい造りと言える。が、酸味が不足していてぼやけた味わい。
少々まとまりにも欠け、旨味や甘味ももうちょっと乗ってきて欲しいところ。
ただし、ACブルにしては質は悪くない。
  • 2009年11月試飲

85 ドメーヌ・デュ・オ・デ・テール・ブランシュ シャトーヌフ・デュ・パプ 1996年

  • : その他フランス
  • 地域: ローヌ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: グルナッシュ
色は濃い目のガーネットでエッヂにはオレンジ色も見える。
フルーティーな香りの中に一瞬ボルドー古酒のようなニュアンス。
すでに飲み頃。
タンニンはだいぶ和らいでいて、心地よい甘味が口の中に広がるが
酸味はかなり弱く、全体的には少々薄っぺらい造りに感じられる。
アフターに子供の頃に駄菓子屋で食べた何かを感じたが、それが何かは思い出せず・・・。

暖かい感じは受けるが、どれもボンヤリしている印象は否めない。
  • 2009年11月試飲

84 ドメーヌ・フィリップ・ルクレール ジュヴレ・シャンベルタン・レ・シャンポー 2005年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
胸板が厚く、今はまさにゴリマッチョなワイン。

骨太で・・・なんて表現よりも「濃い」。とにかく若くて濃い。
ブランデーのようなニュアンス。しっかりした酸味に粘性のある舌触りと甘味。
今はまだ近付き難く明らかに飲み頃はだいぶ先だが、全体的なバランスは悪くない。
数年後には面白い存在になっている可能性は十分ある。
飲み頃予測:2015年〜

今のゴリマッチョなイメージからどう変化していくのか。
また、近年のブルゴーニュらしくないスタイルという意味でも面白いかもしれない。
  • 2009年11月試飲

85 ドメーヌ・ダニエル・リオン ヴォーヌ・ロマネ・ヴィラージュ 2002年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
ちょうど飲み頃を迎えていると予測していたが、おもいっきり閉じていて
開くまでだいぶ時間がかかる。今はちょうど閉じている時期なのかもしれない。
ザクロを思わせるニュアンス。
まだ若さが感じられるタンニンに甘酸っぱい酸味。
ただし全体的に少々薄っぺらい味わいで、アフターも極めて短い。
良ヴィンテージの割りには・・・と言ったところか。
  • 2009年11月試飲

88 ドメーヌ・ルロワ サヴィニー・レ・ボーヌ・ナルバントン 1988年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
なんともボリュームのある香り。
味わいはまだまだ若く未だに熟成過程。
骨格がしっかりしているが、酸味とのバランスは良い。果実味も十分。
若干ダシが効き始めている。

決してぼやけることのない味わい。
  • 2009年11月試飲

86 ドメーヌ・ダニエル・モワンヌ・ユドロ シャンボル・ミュジニー・レ・ザムルーズ 1995年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
女性的というよりも、どこか男性的な部分のほうが多く感じられる。
エッヂには若干オレンジ色も見えるが(室内灯の影響か)、味わいはまだまだしっかりした酸味があり若い。
飲み頃はあと4~5年くらいは来ないと思われる。
アフターはそこそこ長い。
ただし長く飲んでいたいとはあまり感じられず「本当にアムルーズ?」と思ってしまう。
飲み頃ではないにしても、あまりに残念。

<余談>
この方、シャンボール・ミュジニー村の村長さんらしいです。
  • 2009年11月試飲

89 ドメーヌ・ジョルジュ・エ・クリストフ・ルーミエ シャンボル・ミュジニー レ クラ 2006年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
しみじみ美味しいと思える味わいはさすが。
薄めでクリアなルビー色。香りはさくらんぼに赤系果実。
若いが全然近付けない訳ではなく、むしろ近付き易い距離感。
結構早飲みでいけるタイプ。
エレガントさには少々欠けるが芯のある味わい。
良く感じられる果実味に品のある酸味。
口当たりはまろやか。
2年後には初期の飲み頃が来ると思われる。

ポテンシャル91点。
  • 2009年11月試飲

86 グラン・ピュイ・ラコスト グラン・ピュイ・ラコスト 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後は酸味が暴れ、まるで壊れているのでは?と思わせる味わいも時間と共に落ち着きを見せ始める。
甘味は十分あり、まだタンニンも酸味もしっかりしているようには感じられるが、余剰は感じられず、まるで”惰性”で保たれているようでこれ以上の熟成は期待出来ない。

最終的にそれなりに美味しくはいただけたが、
もう一度飲みたいと思わせられる存在ではない。
飲み頃としてはかなり終盤。
  • 2009年11月試飲

93 ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ エシェゾー 2002年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
なんとも印象深い味わいで、まさにGrand Cruと言える存在。
すでに美味しくいただける綺麗なルビー色の液体からは、スミレの香りが心地良く昇ってくる。
充実している果実味と自然な甘味。
すべてがバランス良く織り成していて、旨味もミネラルも十分。
これを「美味しい」と思わない人はいないだろうと勝手に思ってしまう程本当に美味しい。

早くから素晴らしい味わいを提供してくれるこのヴィンテージは、
さらに余剰があるのが嬉しくてたまらない。
そういう意味でこのワインは”偉大なワイン”になれる要素は十分持ち合わせている。
今後のさらなる成長に期待したい。
  • 2009年11月試飲

87 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 2005年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
まだまだそれなりにしかポテンシャルを発揮出来ていないが余剰はかなりある味わい。
フルボディからミドルボディで、タンニンはまだまだインクのように濃いが2000年ほどではない。
爽やかな酸味、たっぷりの果実味。
さすがに硬いがそれでもまったく寄せ付けない様相ではなく、美味しくいただける時期はそう遠くはなさそうだ。
甘味も時間と共に段々と感じられるようになってくる。アルコール分はやや高い。
レベル、ポテンシャル共に2000年には見劣りするが、性格はだいぶ違う。
また、とても綺麗に熟成しそうな感じで今後票をどんどん伸ばしていくだろう。

<余談>
すばらしい2000年とどうしても比べたくなってしまうのは、期待の表れかもしれない。
  • 2009年11月試飲

83 ボランジェ スペシャル・キュヴェ・ブリュット

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
ちょっとパワフルでなんとも飲み疲れてしまう味わい。
グラスには適しているが、ボトルでは少々ツラい。
決定的な疲れる要素はその鼻につく酸の出方で、バランスもかなり悪い。
大勢でボトルを開けるのがこのシャンパーニュには適しているだろう。
グラス1杯なら十分楽しめるだろうし適量だと感じる。
  • 2009年10月試飲

89 モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン 1999年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
私は過去にいただいたドン・ペリニヨンに謝らなければならない。
なぜならば、本当の姿を知ることなくただ飲み干しただけではなく、
その本性を理解する前に表面的な評価をしてしまったからだ。
開いたドン・ペリニヨンと向き合えた時、初めてその素晴らしさを知ることとなる。
それが今回という訳だ。
爽やかで繊細な泡とフレッシュな酸味。
決して大きくはないが、このバランスの良さはまさに特筆すべきところ。
それでいて開いた時のエレガントさは実に素晴らしい。

インパクト勝負では確かに分が悪く規模も小さめではあるが、
バランスの良さはクリュッグをも凌ぐ。
改めて素晴らしいシャンパーニュだと言わせていただきたい。
  • 2009年10月試飲

87 テタンジェ コレクション 2000年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
2000年のボトルデザインはラウシェンバーグ。

とても綺麗な黄金色。 白い花とほのかに甘い蜜の香り。
かなり繊細な泡で、口に含むとさざ波のような美しい消え方をし、
舌先に爽やかに残る酸味の余韻が心地良い。
味わいは、一瞬クリュッグを思わせるアタック。
少々のミネラル感となかなか感じられる果実味。
ただし泡の印象の方が強く(泡が強いという意味ではない)、
個人的にはもうちょっと味わいに個性や主張があっても良いと思う。
  • 2009年10月試飲

83 トロット・ヴィエイユ トロット・ヴィエイユ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ピークは超えているが、それでももう少しは楽しめそうな状態。
わずかに残る果実味に失われつつある酸味。
タンニンはこれ以上溶け込むことはないだろう。
しかし甘味だけは十分に残っている。
最後の灯火なのか一時蘇りを見せるものの、それ以降はゆっくりと崩れていく。
造りの質としてはそう高いとは言い難い。
  • 2009年10月試飲

86 ドメーヌ・ジョルジュ・エ・クリストフ・ルーミエ シャンボール・ミュジニ 2001年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色はやや赤みの強いルビー色で光を透しやすい。
香りはチェリーが目立ち、若干熟成香が出始めている。
果実味はピークに達しており、まさに今楽しめる状態。
ただし全体的には弱々しい造りで甘味も少なく、万人受けするとは思えない味わいとなってしまっている。
嫌いではないのですが。
村名だけにヴィンテージの良し悪しも顕著に現れてしまうのだろうが、
ルーミエならもう少しなんとか出来たのではないだろうか、という想いが正直強い。
無論、高いレベルでの話ですが。
  • 2009年10月試飲

88 シュヴァル・ブラン シュヴァル・ブラン 1978年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
干し草に土、若干醤油の香り。
華やかさはなく意外に地味なスタイルだが、しっかり根付いた酸味と柔らかいタンニンがあり、一時間もしないうちにまとまりある味わいへと変化していく。
グラス一杯の試飲だったので本質まではたどり着けなかったが、ある一定のレベルを超えていることは十分感じられた。
チャンスがあれば次回はボトルを通して試してみたい。
  • 2009年10月試飲

86 ドメーヌ・ブルーノ・クラヴリエ ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ボーモン 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
抜栓直後は一瞬ボルドー右岸のようなニュアンスが感じられたが、・・・たぶん勘違い。
しっかりとしたタンニンと柔らかい酸味、果実味もなかなか感じられる。
骨格がしっかりしており、本来うっすらと優しい味わいのイメージが強いレ・ボーモンにしては珍しいスタイル。
また、抜栓後も開くまで少々時間を要した。
  • 2009年10月試飲

88 アンリ・ボノー シャトーヌフ・デュ・パプ 2000年

  • : その他フランス
  • 地域: ローヌ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: グルナッシュ
優しく妙に上品なヌフ。
抜栓直後から湧き上がるような立ち方をする香り。
舌触りも優しく、アフターにゆっくりと感じられる甘味からも優しさが感じられる。
想像していたヌフのイメージとは一線を画す味わい。
もう少し時間と共に変化のある味わいだともっと楽しめたかもしれない。

質は非常に高いが、いただいている間にずっと感じていた違和感がある。
それは”妙に上品”なところ。
このイメージが果たして本当にボノーのスタイルなのか、それともヴィンテージによるものなのか。
他を試す必要がありそうだ。
  • 2009年10月試飲

92 ル・パン ル・パン 1989年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポムロール
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
少々祝い事があったので開けてみました。
抜栓直後に感じられるいくつかのフルーツと際立つチェリーの香り。
色は澄んだガーネットで中心は濃く光を透しにくい。
爽やかな酸味。口いっぱいに広がる果実味と少々若さが感じられるタンニン。
にも関わらず、すでに古酒のオーラも発し始めている面白さもある。
アルコール分は低め。
複雑さに関してはまだまだだが、そこは今後の熟成に期待したい。
しかしながら”偉大なワイン”のレベルにまで達するとは言えないのが残念なところ。
なぜならば、確かに美味しくレベルが高いのも分かるが、このレベルのワインが他に無い訳ではないからだ。
「値段相応か」と言われると、やはり”希少価値”の影響がかなり強い。

とは言うものの、一度はいただくべきワインであることに間違いはない。
  • 2009年10月試飲

90 グリュオー・ラローズ グリュオー・ラローズ 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はガーネットからレンガ色の色調で光を透しにくい。
枯れた草、秋の木々、土を思わせる香り。
ややザラつきのあるタンニンはかなりの量を含んでいるのに対し、
まだまだ十分に残っているジューシーな果実味。酸味は微弱。
少々ダシが効いていて、一時間後あたりから求心力が感じられてくる。

無骨なタンニンとジューシーな果実味の競演は、まるで”美女と野獣”のよう。
このワインにとって果実味とはそれほど必要不可欠な存在なのだ。
  • 2009年09月試飲

85 ドメーヌ・ジュアント・パンシオ ジュヴレ・シャンベルタン・ル・ポワスノ 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
ジュヴレ・シャンベルタンらしい酸味の出方。それなりに豊富なタンニン。
凝縮感の中に甘味は感じられるが、果実味が少々不足している部分が残念なところ。
ただし性格的には男性的で割りと自己主張が強いイメージ。
アフターは長め。

<余談>
ジュアント・パンシオ。
個人的には”ジャンテ・パンショ(パンシオ)”の方がしっくりきますね。
慣れの問題だとは思いますが。
  • 2009年09月試飲

83 ハーン・エステート カベルネ・ソーヴィニヨン 2007年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
こちらハーン・エステート。決して”ハーラン・エステート”じゃございません。

インクのような濃い紫色で光をまったく透さない。
カリフォルニアらしい独特なカベルネの香り。
しなやかさはあるが、甘くややザラつき感のあるタンニン。
アルコール分もやや高く、酸味はその十二分な甘味に隠れている。
とは言うものの、近づき易くコストパフォーマンスから見ればかなり素晴らしい。
1980円の”カベルネ”でこのレベルはそうは味わえないだろう。

手頃なカリフォルニアワイン(カベルネ)をお探しなら、一度お試しあれ。
  • 2009年09月試飲

86 ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ルージュ 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
腕っ節が強く、若さ故の刺々しさと力強さが感じられる味わいは
まるでルビー色の目をした格闘家のよう。

まだまだ若々しく渋みが強いが、果実味と酸味のバランスが良く口いっぱいに広がりを見せる。
ただし、やはりタンニンの主張の方がまだまだ強い。アルコール分も少々高め。
まだ熟成を必要としているが、もう少し“大人”になればもっと良い味わいになれる。

余談だが、時間が経ってくると少々香りに醤油が感じられる。
  • 2009年09月試飲

84 ドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエ シャンボル・ミュジニ 2006年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
予想通りかなり若く、二時間後あたりからようやく馴染み始める。
凝縮感があり、主張の強い甘いタンニンとやや大柄な果実味。
その割には厚みは感じらず、酸味も弱め。
全体的にデコボコしていてバランスに欠ける。
熟成を待つべきスタイルではあるが、このヴィンテージが綺麗に熟成するかはちょっと疑問。
  • 2009年09月試飲

87 フォントディ フラッチャネッロ・デッラ・ピエーヴェ 2005年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: サンジョベーゼ
ボルドーの華やかさとはまた違う華やかさ。
まだまだ若いが心地良い酸味にホッとする甘味。
決して長くはないが、舌と唇にその酸味の余韻が残る。
ベリーにシナモン、バラ、薬草系の香り。
スワリングした時よりも、グラスに注がれた時に一番良い香りを立てる。
なんだか暖かい存在。
  • 2009年09月試飲

87 ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ リシュブール 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
割と透明感のあるルビー色。
抜栓直後はフレッシュなフルーツの香りがフワリと立つ。
優しく、果実味豊かな味わいは舌にしっかりと残り、
アフターに優しく感じられる酸味が特徴的。
ただ、全体的に物足らなさを感じさせる辺りは、紳士ではあるが
まるで恋人も引っ張っていけない”優男(やさおとこ)”のよう。

決して痩せた味わいではない。
ただ、ちょっとムダに優しすぎるのかな・・・。
  • 2009年09月試飲

91 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド 1986年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ルビー色からガーネットの濃い色調で光をほぼ透さない。
甘い香りはブラックベリーに若干のミント。
口当たりが優しく実に優雅な味わいは、力強さの中に癒しの要素も含まれている。
果実味と酸味のバランスが良く、十分な甘味もある。

このヴィンテージに官能的なイメージは感じられない。
やはりその”優雅さ”が他のヴィンテージと一線を画すところ。
  • 2009年09月試飲

86 ドメーヌ・ユベール・リニエ モレ・サン・ドニ 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
黒系果実をジャムにしたような香り。
舌にピリピリと残る良い意味で元気な酸味。
果実味がしっかりしていて厚みがある味わいは、予想以上に濃密な造りで力強さがあり
バランスも良い。

熟成感はまだまだ感じられないが、果実味を楽しむならちょうど良いかもしれない。
  • 2009年09月試飲

85 ドメーヌ・リニエ・ミシュロ モレ・サン・ドニ V.V 2006年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色はやや赤見が目立つルビー色。
規模としてはそんなに大きくはないがフルーティーで、実にチャーミングな味わい。
かなり近付き易く身近な存在に感じられる。
熟成を楽しむよりも、今楽しむべきスタイル。
  • 2009年09月試飲

84 ドメーヌ・A.−F.グロ ヴォーヌ・ロマネ メジエール 2006年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色は深みのあるルビー色。
若々しい香りの中にオークとスミレが感じられる。
甘いニュアンスに小ぶりだが肩幅のある味わいは、まるで元気いっぱいに部活動に励んでいる中学生のよう。
しかし中学生にしては”透明感”には乏しいかもしれない。
また、いつものスタイリッシュさはどこにも見当たらず、A.F.グロっぽさは感じられない。
ただし大きさはないが、素直に美味しいと言えるワインではある。
  • 2009年08月試飲

84 ドメーヌ・ドゥ・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・ド・ラルロ ブラン 2001年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
大好きなドメーヌだけにちょっと期待したが、これはやや期待外れか。
抜栓直後は”微発泡”度合いがやや強い。
全体的になんともボヤっとしているイメージで、ナチュラルなのだが何かが不足しているように思えてならない。
微妙に焦点が定まっていないというか・・・。
ただしこのナチュラルで本当に優しい味わいには光るものがあり、
是非とも他のヴィンテージを試してみたいと思わせる。

ちなみに、これももちろんモノポール。
  • 2009年08月試飲

83 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
残念ながら若干壊れていました。軽度の熱入りでしょう。
色はガーネット混じりの濃いルビー色で光をまったく透さない。
柔らかい口当たりでシルキーだが、なんとも気になる酸味がありそれは最後まで消えることはない。
甘味は十分にある。飲み頃のピークは判断はしづらい。

出来ればちゃんとした状態で出会いたかったですね。
  • 2009年08月試飲

86 ドメーヌ・ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
2004年からルフレーヴがピュリニー以外で造り始めたワイン。
ドメーヌ表示だが所有畑ではなく、メタヤージュでの生産。
かなり親しみやすい味わいで、しっかりした酸味とミネラルが感じられる。
若いが、値段以上に期待に答えてくれることは間違いない!
好きです、この存在。

市場価格:3,000〜5,000円前後
  • 2009年08月試飲

87 トロタノワ トロタノワ 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポムロール
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はガーネットだが、中心はまだまだ濃く光を透し難い。
驚くほどにアタックは微妙な印象で、かなり出鼻を挫かれる。
しかしすぐに落ち着き、本性を見せ始める。
ちょっと気になる酸味はあるが、果実味豊かな味わいには好感がもてる。
アフターはそんなに長くなく、アルコール度数は高め。

今いただいて正解かもしれない。
美味しいが、グレートヴィンテージにしてはかなり物足りないヴィンテージだと思われる。

  • 2009年08月試飲

83 カントメルル カントメルル 2002年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
濃いルビー色で光を透し難い色合い。
予想以上に和んだ酸味と、予想通りの若さから来る渋みのあるタンニン。
しかし近付き難い訳ではないので今でも十分いただける。
木を思わせる味わいがちょっと印象的。
しかし時間が経過すると共に暴れだす酸味はいただけない、と同時に全体が崩れ始める。
ポテンシャルの問題もあるが、それ以上に尻すぼみなヴィンテージ。

  • 2009年08月試飲

83 デュアール・ミロン デュアール・ミロン 1970年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
かなり良く保たれている。
果実味は大分失われつつあるが、酸味には元気さえ感じられる。
タンニンはほぼ溶け込んでいる。
が、正直”よく生き残っていたな”という印象がかなり強い。
ゆえに、基本的には終わっている感は否めないだろう。
  • 2009年08月試飲

89 ドメーヌ・ジョルジュ・エ・クリストフ・ルーミエ シャンボール・ミュジニ 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
村名にしてこのレベルですか・・・。まいりましたね。。
いただくタイミングがバッチリだったことに感謝します。
香りから甘く、予想以上にしっかりしている味わいだが、
それ以上に上品さが漂い、静かで芯を感じさせる味わいとなっている。

「静寂の貴公子」

このワインが名乗れる訳ではないが、この先に見えるひとつの型なのかもしれない。
また、それを探し求めるのも楽しき迷路だとも思える。
  • 2009年08月試飲

88 カロン・セギュール カロン・セギュール 2003年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
かなり若く、光をまったく透さない深い紫色。
複雑で素晴らしい香りには惹きつけられるものがあり、湧き上がるような立ち方をする。
味わいは確かに若いが距離がある訳ではない。むしろ近付きやすい部分もある。
口がタンニンにやや支配されるが、果実味と甘味が十二分にある。
ゆっくり付き合えるならかなり楽しめるヴィンテージ。
将来有望。
  • 2009年08月試飲

87 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ややガーネット混じりのルビー色で光を透し難い。
樽になめし革の香りと若干のミント。
タンニンの量は豊富だが舌触りは柔らかい。
酸味は低いが果実味は十分に備わっている。
性格としてはかなり内向的で、本領を発揮するにはもう少々寝かせる必要あり。
ただしこのポテンシャルで素晴らしい熟成をするかどうかは少々疑問が残る。
全体的は悪い訳ではないが、期待していただけにちょっと拍子抜け。
  • 2009年08月試飲

89 ドメーヌ・ドゥ・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・ド・ラルロ 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
モノポール。
まだまだ若く、まだちょっと閉じているが舌触りは始めから柔らかい。
距離を感じさせないこの味わいには、内に秘めたる力強さと優しさが共存している。
とても綺麗で優しい味わい。
複雑さや衝撃度で言えば、クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの方が個人的には好印象。
(ヴィンテージが違ったので現時点で明言は出来ませんが)
同じ性格なように思えるが、やはりちょっと違う。

それにしても、かなり素敵な造り手であることには間違いない。
  • 2009年07月試飲

84 ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・ シャンパン 2003年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
当然まだまだ若く酸味もあるが、それは決して嫌みな酸味ではない。
華やかさとはまったく無縁で、地味でかなり控え目なのだが
その分骨格はしっかりしていてとても真面目な性格をしている。
なんとも好感のもてる味わい。
  • 2009年07月試飲

88 ドメーヌ・アンヌ・グロ リシュブール 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
まだまだ若いルビー色に見えるが、微弱ながら香りにはややムスク香が出始めている。
かなり滑らかで繊細な舌触り。とても綺麗な造りをしている。
果実味がやっとほどけ出して来た頃合いで、ミネラル分も実に良く感じられる。
ただし余韻がかなり短い部分は残念なところ。
最初の飲み頃には十分入っている。
  • 2009年07月試飲

84 パルメ パルメ 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ガーネット混じりのルビー色。土の香りが強く感じられる。
酸味が強く辛めのタンニン。タンニンの量は多い方。
果実味不足で、さらに中身もあまり詰まっていなくすべてタンニン頼り。
アフターは長め。
幾分和らぐも、終始酸味との対話を必要とされる出来となっている。
  • 2009年07月試飲

92 マルゴー マルゴー 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
若干ガーネットが入り始めているがまだまだ光を透し難いルビー色。
香りはブラックベリーにフレッシュトマト、若干のなめし革。
果実味溢れる味わいと口いっぱいに広がるタンニン。
フレッシュな酸味に余韻も長く素晴らしい。
まだまだ若いが質が高く、高貴な感じさえ漂わせている。
  • 2009年07月試飲

87 マレスコ・サン・テグジュペリ マレスコ・サン・テグジュペリ 1988年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
始めと終わりでこれだけ印象が変わるのも珍しい。
初めはフワフワしていて、ちょっと中身が乏しいように感じられる。
しかし時間が経つにつれコアな部分が締まり出し、芯が見え始めてくる。
実にクラシックな味わいは、柔らかく近付き易い部分にチャーミングさが感じられる。
タンニンは意外に豊富で色合いもまだまだ若い。

味わいの変化を十分に楽しめるこのヴィンテージは
ゆっくり時間をかけた者だけが楽しめる味わいの持ち主。
  • 2009年07月試飲

83 グリュオー・ラローズ グリュオー・ラローズ 1989年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
獣臭に独特なスパイス、ハーブ系の香り。
タンニンは大分溶け込んできてはいるが、調和がとれてなくデコボコ感は否めない。
全体的に違和感もあり、あまり良い熟成をしているとは言えないだろう。
この”距離感”は、今後もこれ以上は縮まらないと思われる。。
  • 2009年07月試飲

78 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1977年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
これはちょっとツライ。。
枯れたひどい味わい。
暴れる酸味。失われた果実味。
その中で、若干だが滑らかさがあることだけが唯一の救いか。

とは言え・・・、やはりツライ。。
  • 2009年07月試飲

86 オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ・ルイ・クレリコ 1964年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
2度目のご対面ですね。
以前よりもかなり若々しく、まだ若さを捨てきれない様子。
それでも元気な酸味は少し時間をおけば落ち着く。
舌触りはややねっとり。
以前に比べ全体的に小規模でまだまだ熟成を必要としている。
ただし方向性は同じようなので、完全に熟成のボトル時差ということになるだろう。
  • 2009年07月試飲

89 グラン・ピュイ・ラコスト グラン・ピュイ・ラコスト 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はまったく光を透さない濃いガーネット。
甘いカシスの香り。カベルネ古酒だとはっきり分かるくらい良く特徴が出ている。
舌触りはなかなか柔らかく、口いっぱいに甘いタンニンが広がる。
時間が経つに連れ”落ち着き”も感じられ、同時に薄っすらだが求心力もあるようだ。

1985年のポイヤックは、期待に応えられたシャトーと期待に応えられなかったシャトーが
明確に現れているヴィンテージ。
この85年モノのラコストは、確実に期待に応えられたワインへと成長している。

  • 2009年06月試飲

97 オー・ブリオン オー・ブリオン 1964年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: グラーブ/ペサック・レオニャン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
なんて素晴らしい存在なのだろうか。
エッジはレンガ色だが中心はまだまだ濃く、今でも光を透さない。
あまりにも魅惑的で複雑すぎる香りは、いつの間にかその虜となっていることに気付く。
そしてさらに、異常なまでに滑らかな舌触りに驚かされるだろう。
アフターはそこそこだが、まるで儚く消えていく様でこの感覚は嫌いじゃない。
甘味、酸味、旨味どれをとってもバランスが良く、完全な球体がイメージ出来る。
そして優しく、大きい。とても大きい。

この存在は、まるで今でも大地に根をおろし続けている”アコウの大樹”のようなワインだ。
  • 2009年06月試飲

92 カロン・セギュール カロン・セギュール 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後の元気な酸味もすぐに落ち着き、そこからはどんどん開いていく。
とても綺麗な造りをしていて、熟成の仕方もやはりキレイ。
どのヴィンテージとも違う路線を歩んでいる。
また、綺麗な中にも芯のあるタンニンと溢れ出す果実味が飲む者を魅了し
さらに求心力を感じさせる。

そう、そこに可愛いイメージは存在しない。
「あなたは”綺麗なお姉さん”は好きですか」
  • 2009年06月試飲

87 パプ・クレマン パプ・クレマン 白 1999年

  • 地域: ---
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: その他・不明
なかなか濃厚でややねっとりとした舌触り。
すでに酸味も和らいでいて、非常に心地良いフルーティーさが感じられる。
”特別”な感じはしないが良い意味で非常にボルドー・ブランらしい。
  • 2009年06月試飲

88 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1993年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
あまり出来の良くないヴィンテージで前評判もあまり良くなかったがとんでもない!
これは完全に過小評価され過ぎている。
97年のような完全なオフにはまったく思えないし、オフではない。
ちゃんと”らしさ”は残っているし、十分な甘味と心地良いアフターを持ち求心力もある。
路線としては75年に近い。

これは今まさにいただくべき”掘り出し物”的なヴィンテージだ。
  • 2009年06月試飲

91 ドメーヌ・ドゥ・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
モノポール。
なんとも複雑で素晴らしい香りがまず印象的。
力強い骨格。旨味と果実味の調和が素晴らしく、それはしっかりと舌に残る。
それでいてとても綺麗な造りをしているのだからたまらない。
ちょうど飲み頃に差し掛かったところ。

これはとにかく素晴らしい出会いだと言える。
  • 2009年05月試飲

86 ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ ボンヌ・マール 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
すでにムスク香がかなり出ている。
しなやかな舌触りとバランスの良い酸味。
ただしイメージとしては繊細というよりも、もっと無骨な感じに思える。
早くも飲み頃のピーク。
  • 2009年05月試飲

89 ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ 1995年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
グラスに注いでいる瞬間から溢れ出す香りが素晴らしく、
栗の特徴と、少々のゴマが良く感じられる。
舌触りは微妙にねっとりとしていて、味わいも村名とは思えないほどレベルが高い。
残念ながら奥深さという意味では村名レベルと言えるが、
それでも十分に楽しむことの出来る味わいなのには間違いない。

飲み頃のピークに達しているこのヴィンテージは、正に今いただくべきワインだ。
  • 2009年05月試飲

87 ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ エシェゾー 1988年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
綺麗なガーネットの色調。
やんわりと昇ってくる香りは、赤系果実に若干のスパイスが感じられる。
味わいは果実味豊かで、抜栓直後の気になる酸味も30分ほどすれば落ち着きを見せ始める。
圧倒してくるタイプではなく、しっとりと穏やかなスタイルで
大きくはないが全体的にバランス良くまとまっている。
  • 2009年05月試飲

87 ベルナール・ペルトワ ブリュット キュヴェ・プレスティージュ

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
NVにしてこの熟成感は素晴らしい。
泡はちょっと強めだが、ブラン・ド・ブランらしいクリーミーな口当たり。
全体的には辛口でスタイリッシュなタイプだが、やはりこの”熟成感”は見逃せない。
何度も言いますが”NV”です。しかも安い。
ちなみに生産量の問題からか、少数しか日本には輸入されていないとのこと。
  • 2009年05月試飲

84 ギスレーン・バルトー シャンボール・ミュジニー 2004年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
シャンボール・ミュジニー村の中でもかなり骨格がしっかりとしており、
村の北西部に多い感じを受ける。
いわゆる”エレガントで繊細”なシャンボール・ミジュニーではなく
村の中でも大きく4つに分けられる特徴のひとつを村名でも良く感じられる面白いワイン。
  • 2009年05月試飲

83 グラン・ピュイ・デュカス グラン・ピュイ・デュカス 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後は攻撃的な酸味も、1時間もすればそこそこ落ち着く。
すでに息絶えているのではと思いながら開けたので、むしろ驚きか。
しかし全体的に物足りないというか、そこそこの凝縮感はあっても古酒の風格はなく
あまり印象に残るような味わいではない。
  • 2009年05月試飲

86 ポメリー キュヴェ・ルイーズ 1998年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
かなり辛口でスッキリとした味わい。
やや繊細な感じも受ける泡。
酸味とのバランスも良く、全体的にシャープで爽やかなスタイル。
  • 2009年05月試飲

83 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
このヴィンテージは、いただく度に評価を下げ続けるワインだ。
初対面の時の味が忘れられず三度目の対面となった訳だが、もうあの味わいは忘れることにしよう。
これだけボトル差があってはとてもじゃないがたまらない。。
三度いただいてようやく分かった。
そう、このヴィンテージは まるで“宝くじ“のようなワインなのだ、と。
  • 2009年05月試飲

96 ラ・ミッション・オー・ブリオン ラ・ミッション・オー・ブリオン 1982年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
間違いなく偉大なワインのひとつ。

まず、甘草や肥えた土を思わせる素晴らしい香りに魅了される。
タンニンの量は豊富で甘く、かなりの凝縮感がある。
控えめな酸味、影で支える果実味。アフターはかなり長い!
(ちなみにアルコール分は低い。)
フワッと包み込まれるような優しさと、表に出さない力強さを持ち合わせた
とても”大きな器”の持ち主。
  • 2009年05月試飲

85 グラン・ピュイ・ラコスト グラン・ピュイ・ラコスト 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
凝縮感はないが、十分な甘味と少々の果実味が感じられる。
また、柔らかい舌触りも持ち合わせている。
このヴィンテージもそうだが、このワインはどれも早くからいただけるスタイルに感じられる。
  • 2009年05月試飲

88 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1959年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ネゴシアンラベル”NICOLAS”。

果実味爆発系。しかもとても健康的で若い!
どう見ても80年代にしか見えない色合いで、香りもまだまだ力強い。
(疑ってしまいたくなるほど。)
他の59年モノをいただいたことがないので比較は出来ないが、
この若さと果実味の出方は59年の特徴なのだろうか。
ただし”古酒”を感じさせるような味わいではなく、オーラもあまり感じられない。
うーん・・・熟成のボトル差なのか。。
謎も多く残ったヴィンテージ。
  • 2009年04月試飲

88 トゥア・リータ ジュスト・ディ・ノートリ 2004年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
これはなかなか美味しい。
かなりタニックで甘く全体的にハッキリしている味わいだが、酸味とのバランスが良い。
また驚いたのが、CS,M,CF,PVとイタリアにして正統派ボルドー左岸セパージュ。
しかし香りや味わいからはトスカーナが十分に感じられる辺りが素晴らしい。
ちなみに飲み始めはなかなか開かないので「こんなものか」と思うはず。
その為、いただく際はゆっくり時間をかける必要がある。
  • 2009年04月試飲

86 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
前回いただいたのは375mlでしたが、今回はフルボトルを。
案の定さすがに硬かったが、それでも今からなかなか美味しくいただける。
むしろ果実味の状態からすると、そんなに長期熟成には向いていないようにも思えてならない。
さらに残念なことは、3〜4時間後辺りから微妙に崩れかけたこと(完全ではないが)。
前回はハーフだったこともありこの点については未確認。
  • 2009年04月試飲

83 オーパス・ワン オーパス・ワン 1997年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
オーパスにしては控え目な甘味に強めの酸味。
いつものようなガチガチのフルボディというイメージはまったく残っていない。
これは熟成によるものなのか、元々のスタイル/ポテンシャルなのかは知らないが、
たぶん後者の影響が強いと感じられる。
どちらにしても、このヴィンテージの質には疑問符が多いに残る。
  • 2009年04月試飲

90 クリネ クリネ 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポムロール
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
思ってたよりもタンニンは豊富でとても甘く、果実味溢れる味わい。
苺に甘草、ミント、それに湿った土の特徴的な香りが良く出ている。
アフターはそこそこだが、染み入るような感じ方は心地良い。
飲み頃に十分入っているが、まだまだ良くなりそうな気配がある。
  • 2009年04月試飲

88 ブルーノ・パイヤール ル・メニル ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 1995年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
2004年に日本で行われた「ヘドニストディナー」に使用され話題にもなったシャンパーニュ。
※その時に使用されたヴィンテージは1990年ですが。

酸味もしっかりしていてスッキリとした辛口な味わい。
泡の立ち方に力強さはないが「優しい」という表現が合うかもしれない。
アフターはなかなか長い。
ボトルを通してもうちょっと変化があれば、もっと楽しめただろう。
  • 2009年04月試飲

84 パプ・クレマン パプ・クレマン 1983年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓後すぐに開いてくれる味わいは、ミディアムボディでやや柔らか目の舌触り。
酸味はほとんど無いが、完熟した甘味がある。アフターはそこそこ長い。
ただしそこからの変化はなく単調で”いっぱいいっぱい”な感がある。
飲み頃としてはまだまだ行けそうな感じはするが、この辺がいいところ。
  • 2009年04月試飲

82 ド・フォンベル ド・フォンベル 2006年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
う〜ん・・・、これはどうしたものか。
近年のフォンベルと比較して、この06年モノは明らかに味も質も落ちている。
なんだがスカスカで、いつもの”らしさ”はまったくない。
これでは値段にも見合わないガッカリさせられる味わいだ。
  • 2009年04月試飲

92 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
抜栓直後はランシュ・バージュにはありえない香りを放つ。
これは恐らく寝かせていたセラーの香りか何かが外部から移ったのだろう。
(異臭に近いがブショネではない。2時間もすればある程度消えてくれた。)
まさに飲み頃を向かえているこのヴィンテージは、確実に過小評価されている。
抜栓後2時間もすればそのポテンシャルは”開放”され全快に。
甘く、ややねっとりとした舌触りが心地良く、求心力がある。
異臭を抜かせば素晴らしいボトルだった。また近いうちに試してみよう。
  • 2009年04月試飲

75 ランシュ・ムーサ ランシュ・ムーサ 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ひどくバランスが悪く”雑味”ばかりが目立つ。
や、むしろそれだけとも言える。
特にこの不快な酸味は、何年経っても変わることはないだろう。
しかし、ここまでひどいとは・・・・。
  • 2009年04月試飲

86 アラン・ロベール メニル・レゼルヴ 1990年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: 赤
トラディション'90の素晴らしさを知っているだけに、こちらのレゼルヴにも期待したのですが少々荷が重かったようです。
むしろトラディション'90の影ばかりを追ってしまう破目に。
ただし美味しいことは美味しいので、先にレゼルヴをいただいていれば
印象はまったく違ったかもしれません。
それだけトラディション'90が突出している、ということでもある。
  • 2009年04月試飲

84 ダルマイヤック ムートン・バロン・フィリップ 1967年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ムートン・バロン・フィリップとは、以前(1956〜1974まで)のダルマイヤックの名前。
すでに飲み頃は過ぎているのかと思いきや状態も良く、このボトルに関しては
決してピークを過ぎている訳ではなかった。
肉を思わせる獣のような香りが特徴的なのだが、味わいはかなり平坦で
古酒ならではの奥深さなどは持ち合わせていない。
  • 2009年04月試飲

87 モメサン クロ・ド・タール 1983年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
モノポールですね。
十分な飲み頃(終盤に近い)で、ちょっと複雑なカシスの熟成香があり
ブラインドならすぐさまピノ・ノワールとは分からないかもしれない。
決して大きくはないが、甘味と酸味のバランスが良く上手くまとまっている。
  • 2009年04月試飲

90 カロン・セギュール カロン・セギュール 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
相変わらず”かわいいイメージ”が残るヴィンテージ。
抜栓して30分ほど置いておくと、すぐにその本領を発揮してくれる。
今飲んでも十分美味しい。

このまま素直に成長してくれることを期待しています。
  • 2009年04月試飲

89 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
侍JapanのWBC連覇を祝して。

一度いただいてます。今回のボトルは前回よりも比較的成長が遅いボトルのようだ。
赤係果実に杏子ジャムの香りは、抜栓直後からフワりと昇ってくる。
柔らかいタンニンではあるが、まだまだ溶け込みきってはない。
広がりを見せる果実味と共にまだまだ酸味を残している。
かなり余剰を残した成長過程だ。

このヴィンテージのポテンシャルを知っているだけに、ちょっと開けるには早かったようです。
まあそれも開けなければ分からないことですし、それもワインの面白いところ。
通常ならちょっと悲しかったかもしれませんが、今回は祝い事なので良しとしましょう。
  • 2009年03月試飲

77 ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン イエローラベル ブリュット

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
薄いと言うか、飲み易いと言うか、はたまた極端に個性が無いと言うべきか。
表現に少々困るが、どちらにしても全体的な”水っぽさ”は否めない。
ただし、決して食事の邪魔はしないだろう。
  • 2009年03月試飲

88 ラトゥール レ・フォール・ド・ラトゥール 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
以前に一度いただいてますね。
今回は前回に比べ終始閉じ気味で、もしかしたらもうすぐ冬眠の時期を迎えるのかもしれない。
(何度目なのかは分かりませんが。)
それでも、やはり他のセカンドとは比べ物にならない味わいで、
少なくともこのヴィンテージには「セカンド」という名は似合わないと断言出来る。
  • 2009年03月試飲

85 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1999年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
オーク樽にチョコのニュアンスが感じとれる。
光をほぼ透さない濃いルビー色(ややガーネットに向かい始めている)にしては、
さほどタンニンの密度は濃くないが、十分な柔らかさはある。
酸味はあまり感じられないが甘味はそれなりに有り、アルコール分は低い。
近付きやすいが、いつものランシュ・バージュ”らしさ”は薄い。
  • 2009年03月試飲

84 キノー・ランクロ キノー・ランクロ 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は濃いルビー色で光はほぼ透さない。
香りは若々しい感じが伝わってくるが、予想以上に登ってくる。
味わいは、タンニンは豊富だがかなりシルキーな舌触り。
酸味は少なく、甘味や果実味も控え目。
料理に合わせると主役にはなれない感じ。

飲みやすいが、かなり”控えめ”な味わいとなっているこのワインは
タンニンは豊富でも、良い熟成をするかは疑問が残る造りに感じられる。
  • 2009年03月試飲

82 マルキ・ド・テルム マルキ・ド・テルム 1999年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はややガーネットに向かいつつあるルビー色で、若干光を透す。
香りは割と立つ方で、カシス、ミント、枯れた草に、若干青臭さもある。
味わいは、それなりにタンニンはあるにも関わらず、かなり軽い感じがする。
それは「中身が詰まっていない」という意味で、ライトボディということではない。
ボディとしてはミディアムボディ。酸味はあまり感じられない。
ちなみにアフターは極端に短い。

決して受け入れられないという味わいではないし、近付き易いのだが
あまりにも”伝わるものがない”という、少々寂しい味に感じられる。
  • 2009年03月試飲

83 カロン・セギュール カロン・セギュール 1979年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はガーネットで、エッヂにはややオレンジ色も見える。
香りはなめし革に樽香、微妙に土。
味わいは、甘いがこれ以上溶け込まないようなタンニン。
失われつつある果実味。酸味はアフターで感じられる程度。
アフター自体も決して長くはない。

飲み頃を過ぎている訳ではないが、出来としてはバランス悪くかなりデコボコしている。
その中で唯一特筆出来る部分といえば、熟成されたメルローからなる”優しさ”を
微弱ながらでも感じられるところか。
  • 2009年03月試飲

87 ラフィット・ロートシルト カリュアド・ラフィット 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は濃く、ルビー色からガーネットへの色調で光を透し難い。
香りはクレーム・ド・カシス、微弱なヴァニラ、革、木材。
味わいは、酸味は弱いが甘く柔らかいタンニン。
ミディアムボディでアルコール分は低い。
アフターは長くはないが、全体的に非常に近付き易い。

すでに十分な飲み頃に入っているこのヴィンテージは、実にセカンドらしいセカンドで、
美味しいのだがやはりグラン・ヴァンを求めたくなるような物足りなさがある。

  • 2009年03月試飲

85 ド・フォンベル ド・フォンベル 2003年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
色は濃い目のルビー色で、微妙に光を透す程度。
香りはベリー系にヴァニラ、革、若干オーク。
味わいは、豊富なタンニンで2004年モノよりもややタニック。
果実味は弱いが、それなりに甘味はある。
酸味は微弱。アフターはタンニンに支配され気味。
構造はしっかりしている。

個人的な好みとしては2004年モノになるが、
それでもこのクラスではやはり群を抜いている味わいとなっている。
  • 2009年02月試飲

93 ラトゥール ラトゥール 1978年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はレンガ色で、エッジにはややオレンジ色も見えている。
光は微妙に透すくらいだが、非常に綺麗な輝き。
ラトゥールにしては少々控え目な香り方だが、
フワっとした立ち方で、グラスに注いだ瞬間から広がりだす。
味わいは、1時間を経過したあたりから全開!どんどん開いていく。
独特の力強さと心地良い酸味。果実味も十分残っている。
口にする度に増していく奥深さ。広がる暖かみ。
ゆっくりと、ボトル1本を空けた者のみが堪能出来る本当の姿。

もうちょっと余剰がありそうだが、ほぼ飲み頃のピークでしょう。
  • 2009年02月試飲

87 オザンナ セルタン=ジロー 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポムロール
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
1999ヴィンテージから「シャトー・オザンナ」として生まれ変わったこのワイン。
「シャトー・セルタン=ジロー」は、そのオザンナの前身である。

色は光を透す濃いめのルビー色。
香りはブラックベリーが中心。
抜栓直後は閉じ気味な味わいも、2時間もすればほぼ開いてくれた。
味わいは果実味豊かで、かなり甘味もある。
タンニンはまだまだ溶け切れてなく、酸味はアフターに近い位置で感じられる。
舌触りはかなり滑らか。アルコール分は高い。
全体的には多少デコボコしている。

オザンナをいただいていないので比較は出来ないが、テロワールは同じ。
機会があれば、どれだけ違う(変わった)のか飲み比べてみたいですね。
  • 2009年02月試飲

87 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1998年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はまったく光を透さない真紫色。
香りは少々のフルーツにクレーム・ド・カシス、ヴァニラ、ミント。
立ち方はグラス内に収まってしまう程度。
味わいは、まず過剰なまでのタンニン。
舌触りも若干だがザラっとしている。
酸味の主張も強くはなく、果実味などはまだまだ前面に出て来れない感じ。
時折鉄分。アルコール分は高くはない。

とにかくタンニンばかりが目立ち過ぎ、すべてを隠してしまっている。
まず、今いただくべきではない。少なくともあと5年以上は寝かせる必要がある。
ただし「長寿のワイン」であることは確かだが、一般的に評価されているほど
「偉大なワイン」かどうかはいささか疑問が残る。
個人的には、その領域までは届かないと思う。
  • 2009年02月試飲

83 クレール・ミロン クレール・ミロン 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は赤みがやや強いガーネット。
香りはクレーム・ド・カシス、微弱なヴァニラ。
あまり立ちは良くない。
味わいは全体的に薄く、凝縮感などはまず感じられない。
タンニン、酸味、甘味、旨味、どれをとっても主張が弱く、
薄いというよりも”スカスカ”というイメージの方が合うかもしれない。

このヴィンテージは、近付き易くはあるが
もしかしたらすでに飲み頃の末期なのかもしれない。
  • 2009年02月試飲

70 オーパス・ワン オーパス・ワン 1990年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ブショネ。。

ワインと付き合っていれば、ある程度出くわしてしまうのは仕方のないこと。
と自分に言い聞かせながらも、楽しみにしていただけに落胆ぶりは隠せない。

また見つけたら購入しチャレンジしてみようと思います。
  • 2009年02月試飲

87 パヴィ パヴィ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は光を透し易いガーネットではあるが、未だにルビー色に近い色調。
香りはレッドカラント、湿った土にミントが少々。
グラスに溜まるような立ち方で、スワリングをすると香りが飛んでいってしまう感じ。
以後、スワリングはしないこととした。
味わいは、タンニンはほぼ溶け出しているよう。
しかし果実味はしっかりとまだまだ残っていて、酸味もあり、
とても75年モノとは思えない。
ちなみにアフターは短い。

このヴィンテージは極端にタンニンの量が少なかったのだろうか。
にしては、いわゆる”痩せてる”感じではないし、
そもそもそれでは今日まで耐えられなかったはず。
でも色とタンニンの具合を考えると、熟成のギャップをどうしても感じてしまう。。
と、いろいろ考えながらも結構楽しめた1本でした。
  • 2009年02月試飲

87 ド・フォンベル ド・フォンベル 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
お勧めできるワイン。

色は濃いルビー色で光は透し難い。
香りはベリー、木、若干のなめし皮に甘草。
味わいはタンニンは豊富だが柔らかく、十分な甘さがある。
嫌みな酸味は無く、果実味もそこそこ感じられる。
アフターはまあまあ。
何より今飲んでも美味しい。

3000円前半のボルドーでこの味わいは素晴らしい!
このクラスでは群を抜いてます。

安く手軽に楽しめる本格派ボルドー。
只今私のデイリーワイン筆頭です。
  • 2009年02月試飲

83 モンローズ ラ・ダーム・ド・モンローズ 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は中心は濃くルビー色も見えるが、エッジに向かいガーネット。
香りはスパイシーで、ヴァニラっぽさもある。
しかし残念なことに味わいは中身が乏しい。
ドライなタンニン。すぐに消えてしまう酸味。
果実味もあまり前面に出てこない。
悪いボトルを引いてしまったのだろうか・・・。

こんな時、グランヴァンとの水平比較が出来ればと考えてしまう。

  • 2009年02月試飲

96 アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ レ・ボーモン 1986年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色は美しいガーネットで、エッジには透明感もある。
しかしただそれだけではない。素晴らしく澄んでいて、そして輝いている。
ワインという液体が、こんなに綺麗に見えたのは初めてだ。惚れ惚れする。
香りはほんのり苺、赤系果実、アジアンスパイス、木の香り。
立ち方は爆発するようなタイプではなく、静かに、ひっそりとその場を制してくる。
味わいは、口の中で爆発する果実味。こんな果実味の感じかたは初めて。
タンニンと酸味のバランスも絶妙。そしてなんと言ってもアフターの長さがスゴい。
なんと1分以上も続くのだ!
すべてが言い過ぎではない。事実である。

繊細な香りにして力強く、奥深い味わい。
ヴィンテージとしては決して良いとは言えないにも関わらず、良くぞここまで。
逆にそんな年だからこそ、ジャイエの真髄が際立っているのかもしれない。

決して”圧倒”してくるタイプではない。
しかし、気付いた時には確実に”支配”されている。
それは「芸術的」要素が強いからだろう。
そんな素晴らしいワインでした。

<追記>
ちなみに、エチケットはレ・ボーモンではなく
「VOSNE-ROMANEE BEAUMONTS」です。
  • 2009年02月試飲

87 ドメーヌ・A.−F.グロ エシェゾー 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色は早くもガーネットに近付いている。
香りはトマト、チェリー、赤い花。
酸味が心地良く、果実味豊かな味わい。
タンニンの主張は強くはないが、影で支えている感じ。
アフターは若干だが長め。

この作り手の特徴なのだろうか、決して陽気で華やかな造りではないが
スタイリッシュで綺麗なスタイルをしている。

  • 2009年01月試飲

88 コス・デストゥルネル コス・デストゥルネル 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はすでにガーネットに染まりつつあるルビー色。
香りはブラックカラント、ミント、いくつものスパイスに若干のなめし革。
立ち方はふわりとしている。
味わいは、まず柔らかい舌触り。
甘いタンニンにアフターに残る心地良い酸味。
非常に近付き易い。
ただし妙に距離感が無いせいなのか、スケール感というか
大きさをまったく感じない部分が悩ましいところ。
(※近付き易いことは悪いことではない)

すでに飲み頃の初期には十分入っているこのヴィンテージは
結構身近な存在なのかもしれない。
  • 2009年01月試飲

86 ダルマイヤック ダルマイヤック 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はルビーからガーネットへの色調。
香りは醤油、甘草、ミント、焦げたトーストの香り。
味わいは予想に反し力強く、タンニンはそこそこ豊富でアフターには酸味が残る。
アルコール分は幾分高め。

すでに飲み頃の中期に差し掛かっているこのヴィンテージは、
実にポイヤックらしくない味わいに仕上がっているあたりが面白い。
  • 2009年01月試飲

76 ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション・カベルネ・ソーウ゛ィニョン 2006年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色は濃いルビー色で光を透し難い。
香りはレッドカラント、薬、そしてキツいアルコール香。
味わいもまたアルコール分たっぷりで、極端に酸味の強いアタック 。
辛いタンニン。ベタっとした甘味。時折血の味がする。
1時間半後にやっと酸味が落ち着き始めたかと思ったら、
今度は微妙に崩れ始めてしまった・・・。

いくら3000円弱とは言え、もうちょっとどうにか出来たはずだ。
  • 2009年01月試飲

88 リッジ・ヴィンヤーズ カベルネソーヴィニヨン・ジムソメイア A.T.P. 1994年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
ATP(Advance Tasting Program)品。

色はやや濃いめのルビー色だが、エッジにはガーネットも見える。
香りはブラックカラントにミント。カリフォルニア独特のカベルネというよりもボルドーに近い。
立ち方はやや控え目。
味わいは酸味もしっかりしていて全体バランスもなかなか良く、
決して甘味だけ(甘味中心)で勝負していないところが評価出来る。
舌触りはサラリとしていて、全体的にミディアムボディな造り。
ちなみにアルコール分も程よい。

なによりも、嫌みのない味わいが喜ばしい。
  • 2009年01月試飲

80 中央葡萄酒 グレイス 甲州 2007年

  • : 日本
  • 地域: ---
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: その他・不明
色はかなり(相当)薄いやや緑掛かったレモン色。
遠くから見たら透明に見えてもおかしくないほどだ。
香りはほんのりと林檎、それも日本産の林檎が感じられる。
味わいはまだまだ酸味が強く、全体的に淡白な造り。
ワイン単独でいただいたので料理との相性は試せてないが、
料理と一緒にいただいた方が良さそうだ。

日本のワインも”ワインそのもの”が主役になれるくらいになってくれたらイイですね。
  • 2009年01月試飲

82 ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ クリュ 1985年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色はやや濃い目のピンクゴールドで、透き通るくらい薄い。とにかく薄い。
香りはフランボワーズにさくさんぼ。
タンニンはすでに姿を消し、酸味もほとんど無くなっている。
甘味はそこそこあるが、これではどうしたものか。。

このヴィンテージは、完全に飲み頃のピークが過ぎてしまっている。
残念。
  • 2009年01月試飲

93 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1986年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はほぼガーネットに近いルビー色。中心は濃く、光を透し難い。
香りはブラックラント、ヴァニラ、ミントにハーブ。非常に上品な立ち方をする。
タンニンは程良く溶けだしている。酸味のバランスも良く、果実味も十分。
舌触りが特別柔らかい訳ではないが、どこか”スっ…”と入ってくる。
ちなみに「言うほど」複雑さや奥深さは感じられなかったのが残念だが、
飲み頃の前期には十分入っている。アフターはそんなに長くはない。

このヴィンテージは「味わう」というよりも、その「存在感を楽しむ」という表現が合っているように思える。
ここで言う「存在感」とは、このヴィンテージが持つ”気品”を指す。
もちろん味わいとしても十分美味しいのは間違いないのだが、味わいだけなら他でも探せる。
ただしその”凛”とした気品に溢れる存在感は、他にはあまり見つけられない。
”存在感を楽しむ”
また新たな楽しみ方を教えてくれたヴィンテージでした。
  • 2009年01月試飲

85 カロン・セギュール カロン・セギュール 1998年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は濃いめなルビー色で若干光を通す。
香りはクレーム・ド・カシスにチョコレートが目立ち、心地良い立ち方をする。
味わいは、まずやや内向的なタンニン。
酸味の主張は強くはなく、果実味はそこそこ持ち合わせている。
アフターはそんなに長くはない。
また、あまり味の変化は見られなかった。

美味しいのは美味しいのだが、全体的に印象が薄い。
それはこのヴィンテージの”スケール”の大きさの問題だと考える。
  • 2008年12月試飲

86 グリュオー・ラローズ グリュオー・ラローズ 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は濃いルビー色だが、光を通さない訳ではない。
香りはブラックベリーが中心で予想以上な広がりを見せる。
味わいは、まず元気の良い酸味のアタック。
甘味は十分に感じられるのだが、それ以上にタンニンも豊富。
ちなみに、上品な舌触りは持ち合わせていない。

限りなくフルボディに近いミディアムボディのこのヴィンテージは
無骨で、どこかサン・ジュリアンっぽくない味わいをしている。
もうちょっとタンニンとのバランスが合わないと、綺麗な熟成は難しそうだ。
  • 2008年12月試飲

85 ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン=パリゾ マルサネ・ロゼ 2007年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: ロゼ
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
  • 購入価格: 2300
色は薄いピンクで、ややオレンジの色調もある。
香りはまずいくつかの白い花。その後微妙にアセロラも感じられる。
味わいはミネラリーで、大きさは無いがとにかくバランスが良く
甘味と苦味の調和がとれている。
シンプル(ストレート)で裏表がない。

2000円前半の価格でこれだけのロゼを造れるなんて、お見事。

  • 2008年12月試飲

92 ラ・ミッション・オー・ブリオン ラ・ミッション・オー・ブリオン 1995年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
スタイルとしては78年と同じ路線にある。
色はまだまだ若く、濃いルビー色。
香りはフレッシュトマト、甘草、いくつかのスパイス。
味わいはやはり78年を思い出させられる。
タンニンはまだまだ溶け込んでいないが、豊富で凝縮感があり複雑。
甘味も十分にある。アフターもそこそこ長い。
大きさの規模でいったら78年の方が大きいが、成長の仕方で言えばこちらの方が好み。
奥深さのポテンシャルもなかなかありそうだ。

本当の飲み頃はまだまだ先だが、今いただいても十分美味しい。
路線は同じでも、出来れば78年の”洞窟に迷い込む”ような成長はしないで欲しいと
切に願う。
  • 2008年12月試飲

84 デュクリュ・ボーカイユ ラ・クロワ・ド・ボーカイユ 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は濃いルビー色だが若干光を通す。エッジにはピンクも見える。
香りはカシス、控えめなブラックカラント。ただし力強い立ち方はしない。
セカンドということもあるのか、思ってた以上に近付き易い味わい。
アタックは柔らかく、酸味はそれほどでもない。
タンニンは多めだが骨格は決して太くはない。
無論、奥深さなどは求められない。

全体的にこじんまりとしていてどれも不足がちなのだが
2004年モノを今いただける、と考えれば”有り”なのでは。
素直ですし、個人的には結構楽しめました。
  • 2008年12月試飲

79 トゥア・リータ ロッソ・ディ・ノートリ 2006年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: サンジョベーゼ
  • 購入価格: 2600
色は濃い紫色で光はまず通さない。
香りはブルーベリーなど複数のジャムを思わせるがまとまりがない。
タンニンはかなり豊富で「肉厚」とも言えるが、個人的には「ムダに濃い」。
まるで”葡萄ジュース”を飲んでいるような気分。

デイリーワインに加えてみようかと試みてみたのですが、まだちょっと厳しいかな。。
  • 2008年12月試飲

88 マグドレーヌ マグドレーヌ 1976年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
エッジには若干オレンジ色も見えるが、中心はまだまだ濃いガーネット。
まるでグルナッシュを思わせるような甘い香り。
飲み頃のピークは過ぎてはいるが、それでもまだまだ十分楽しめる。
タンニンは完全に溶け込んでいて、酸味は程良く残っている。
甘味も十分まだまだ残っていて、舌触りはサラリとしている。
アフターが短いのは残念。

ちなみに前回いただいた92年モノのような”しっとり感”はない。
むしろ陽的な感じがする。
出来れば飲み頃に出会いたかったと思わせる一本でした。
  • 2008年12月試飲

95 アラン・ロベール メニル・トラディション 1990年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: その他・不明
間違いなく偉大なワインのひとつに数えられるだろう。

色はやや濃いめで綺麗な黄金色。
香りはなんとも言えない独特なニュアンス!そしてそれはとても懐かしい。
その懐かしさが何なのかは分からなかったが、godさんのレビューを見てハッキリした。
そう、このニュアンスはまさに「昔の駄菓子の紐付き飴パイナップル味」である。
泡は活発ではなく、非常に繊細で優しい立ち方をする。
味わえばその繊細な泡によるクリーミーさに魅了される。
しかしただ繊細なだけではない、十分な力強さも兼ね備えているのだ。
ブラン・ド・ブランにしてこの力強さは、今の私は他には知らない。

私は今回、この個性あるシャンパーニュに魅了された。
そのどれもが個性的で素晴らしく、これは天の恵みだけでは到達出来ない領域にある。
”完璧主義者”
このワインの先にはその存在が見え隠れする。
また必ずいただきたい。
  • 2008年12月試飲

76 ロス・ヴァスコス グランド・レゼルヴァ 2006年

  • : 新世界
  • 地域: チリ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色は濃いルビー色で光は通さない。
香りは強いカシス香にスパイス。品の良い立ち方はしない。
辛いタンニン。ピリピリする酸味。アルコール分もめちゃくちゃ高い。
かなり取っ付き難いというのが正直な印象。
熟成を待てば・・・なんて期待もし難い。

また、エチケットにあるラフィットの名前が逆に“ビジネス“が見え隠れしてしまい、
あまりイイ気はしない。
80~90年代の約10年間にラフィットのTDにより大規模投資が実施されたようだが
彼らはこの味で本当に納得したのだろうか。。
再生事業とは言え、もう少し気持ちのこもった味にして欲しい。
  • 2008年12月試飲

84 カロン・セギュール カロン・セギュール 2002年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
香りもまったく立たず、今は完全に閉じている状態。
一晩置いてみることにした。

2日目。そこそこ開いた感じ。
色は光を通さない濃いルビー色で、タンニンを豊富に含んでいる。
限りなくフルボディに近いミディアムボディのこのヴィンテージは、
なめらかな舌触りの持ち主。それが一番の特徴。
酸味は気持ち強め。甘味は若干不足気味。アルコール分は低い。

閉じてはいるが近付き難いということはない。
とにかく今は冬眠中なので、まずは起きるのを素直に待つべきだろう。
  • 2008年12月試飲

83 レ・マッキオーレ ボルゲリ・ロッソ 2006年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
色はインクのように濃いルビー色で、光はほぼ通さない。
香りは黒系果実にチョコレート。
さすがに立ち方まではまだ求められないところか。
抜栓直後は酸味の強いアタックも、30分もすればやや落ち着き始める。
豊富なタンニンでそこそこ凝縮感もあり、フルボディな造りと言える。
甘味は酸味やタンニンが目立ち過ぎているのもあり、やや遅れをとっている。
今の時点で複雑さはほとんど感じられない。

とにかく若い。少なくとも5年は熟成が必要。
ただし今いただいてもまったく人を寄せ付けない訳ではない。
むしろ近付きやすい感もあり、非常に大衆的。
  • 2008年12月試飲

88 カノン・ラ・ガフリエール カノン・ラ・ガフリエール 2000年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はあまり光を通さないルビー色で、まったく熟成感は見られない。
香りはクレーム・ド・カシス、若干焦げたチョコの香り。
小規模ではあるが魅惑的な香りを放つ。
味わいは、時間と共にめくるめく変化していく。
5時間かけていただいたのだが、まず1時間経過したあたりから開き始める。
始めはまず”まとまっている”という印象が強い。
タンニンはそこそこ豊富で、酸味もほどよく元気。
甘味は十分にあり、限りなくフルボディに近い造り。
アルコール度数は若干高めに感じられる。
と、ここまでは今後の熟成を考えればかなり将来性も有望と感じていた。
しかし、5時間を経過した辺りからなんと酸味が暴れだしたのだ・・・。
これはどうしたものか。

ポテンシャルとしてはイイ物を持っていると思われるが、
今後の課題はこの酸味とどう付き合っていけるか、がポイントになるだろう。
まだまだ若いことから、今後の成長に期待したい。

  • 2008年11月試飲

87 クレール・ミロン クレール・ミロン 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はガーネットに近いルビー色で光は通す。
香りはカシス、少々のハーブにはっきりとしたミント。
飲み頃を迎え始めているこのヴィンテージの特筆すべき部分は、
まずその柔らかい舌触り。
イメージ(勝手な)に反し非常にシルキー。
タンニンは多くまだまだしっかりしていて、酸味はアフターに近い位置で感じられる。
甘味も十分兼ね備えている。基本的なバランスは悪くない。

ひとことで「非常にポイヤックらしいワイン」と言えるだろう。

  • 2008年11月試飲

84 オー・バイイ オー・バイイ 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: グラーブ/ペサック・レオニャン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
いただくにはまだ早い。。

色はルビー色で、若干光を通す程度。
カシス、チェリーに土の香り。ただし複雑さは感じられない。
味わいは、まず酸味の強いアタック。
タンニンはまったく溶け込んでおらず、まだまだ若い。
(ちょっと辛めのタンニン)
果実味の甘味自体は結構ありそうだ。

とにかくまだまだ若く、飲み頃はあと5年は待つべし。
その頃には、全体的にもうちょっと落ち着いてくれているはず。
  • 2008年11月試飲

83 エラスリス ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ 2002年

  • : 新世界
  • 地域: チリ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色はやはり濃いルビー色で、光をあまり通さない。
香りはあまり立たず、05年モノが見せたような広がり方はしない。
味わいは、まずやや辛めのタンニン。酸味も少々気になる。
果実味は若干だが不足気味で、時折鉄分の主張が目立つ。
ちなみにアルコール分は表示度数よりも低い。

分厚い造りにはなっていて”噛み応え”はあるのだが
バランス悪くデコボコしてしまっているあたりは、否めないところ。
  • 2008年11月試飲

83 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド レゼルヴ ド ラ コンテス 1988年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色はガーネットに向かいつつあるルビー色。まだまだ若く見える。
ただし香りにはなめし皮にハーブ。
味わいは・・・、なんとも元気のイイ酸味。舌先にピリピリと残る。
30分を経過したあたりから徐々に落ち着き始めはしたが、
まるで90年代後半モノのように感じてしまうほど。
滑らかさは良いものを持っているが、それも酸味に隠れてしまっていて残念。

全体的にバランス悪く、酸味が突出してしまっているこのヴィンテージは、
いただくにあたり、まるで”じゃじゃ馬ならし”をしているようなワイン。
もうちょっと落ち着いてもらわないと、なかなか苦しいかもしれませんね。

ちなみにデキャンタをすると壊れてしまいそうな感じ。
  • 2008年11月試飲

90 サロン ブリュット ブラン・ド・ブラン ル・メニル 1996年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
色は薄く、多少黄色味がかっている程度。
香りはとてもフレッシュで、いくつかの白い花にグレープフルーツなどの柑橘系。
Newグラスでいただいたせいか、見た目の泡に活発さは見られなかったが
口に含めばしっかりと、そして優しく存在感をアピールしてくる。
非常に繊細な泡。
アルコール分が低く、ライトボディでスッキリとした造りをしているこのヴィンテージは、
まったく癖がなく、まるで“来る者を拒まない“性格をしている。
それだけに(受け身だけに)、自分から何かをアピールしようとはあまり感じられない為、
飲む人によってかなり印象は変わるようにも思える。
※雑誌などによくある「他のブラン・ド・ブランとはまったく異なる」という
 謳い文句ほどの感激は、このヴィンテージでは得られなかった。
 ただし、サロンのこの非常に丁寧な造りはすばらしい!

ちなみに、個人的にはもうちょっと自己主張の強いシャンパーニュの方が好みではある。
  • 2008年11月試飲

87 シャトー・ラヤス ヌフ・デュ・パフ・ピニャン 2000年

  • : その他フランス
  • 地域: ローヌ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: グルナッシュ
色はかなり透き通る綺麗なガーネット。
香りは木苺ジャムにスパイス(胡椒)。
時間が経つにつれてより鮮明になっていく。
まず、かなり優しいアタック。
凝縮感があり果実味があるという典型的なヌフではなく、
綺麗な造りをしていてスタイリッシュ。
心地良い酸味と、喉にかなり近い位置で“薄く“残るアフターのスタイルが特徴的。
甘味は十分兼ね備えている。

グルナッシュ100%で造られているこのヴィンテージは、
早くも美味しくいただける状態にあり、非常に“近付き易い“存在で
他のヌフとはちょっと違った印象を残してくれる。
  • 2008年10月試飲

88 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1970年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
R.C.のリコルク品。

エッジにはややオレンジも見えるが、中心はまだまだ濃いガーネット。
とても70年とは思えない印象が強い。
抜栓直後から舞うように漂う香りには、これぞカベルネ・ソーヴィニヨン古酒の大道を感じさせる。
だが香りとは裏腹に、味わいはどこか”靄”がかかっているようで本性が見えてこない。
確実に古酒の領域にあるのだが、タンニンも未だしっかりしていて
酸味においては活き活きし、とても古酒とは思えない状態にある。
これを「若さ」と表現して良いのかは非常に困るところだ。
ただし、バランスという意味では少々デコボコした感は否めない。

4時間かけていただいたのだが、結局その”靄”の先には届かず
その”本性”がなんだったのかは見えず仕舞い。
なんだか「お前に解られてたまるか」なんて言葉が聞こえてきそうだ。
そんな届きそうで届かない”モドカシイ”1本でした。

88+α
  • 2008年10月試飲

86 ダリオッシュ カベルネ・ソーヴィニヨン "シグネチャー" ナパ・ヴァレー 2005年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
04年モノに比べ、全体的に”柔らかい”出来となっている。
色は変わらず光を通しやすい濃いルビー色。
香りは前作のように”昇ってくる”ような力強さはなく、やや控えめ。
味わいは相変わらず重たいのだが、酸味の主張もそんなに強くはなく
アルコール分もそれなりにまとめてある。
甘さは変わらないのだが、こちらの方が不自然さは少ない。

アタックのインパクトや力強さには欠けるが、私としては
どちらかと言えば05年モノの味わいの方が好みだ。
  • 2008年10月試飲

89 オー・バイイ オー・バイイ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: グラーブ/ペサック・レオニャン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
1970年代のオー・バイイは出来が悪いと聞いていたので
さほど期待はしていなかったのですが・・・とんでもない。
この75年モノはすばらしいワインへと育っているではないですか。

エッジにはオレンジ色も若干見え始めているが、中心はガーネットに近い。
香りはグリオット、クレーム・ド・カシス、少々のスパイス。
味わいは、見事にエレガント。
タンニンはアフターで感じられる程度に残ってはいるが悪い気はしない。
それよりも、より果物に近い酸味が感じられて気分が良い。
また、柔らかい舌触りの持ち主でアフターは長め。
アルコール分は低く、全体的にミディアムボディな造りとなっている。

前評判に反し、非常にエレガントなワインとの出会いとなった今回だが、
やはり「ワインは自分で飲まなきゃ分からない」。
頭で考えるなかれ。
こんな”出会い”があるから、ワインは面白い。
  • 2008年10月試飲

90 ラ・ミッション・オー・ブリオン ラ・ミッション・オー・ブリオン 1994年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はすでにガーネット。
香りはグラックカラント、チェリーが良く感じられる。
そして、このヴィンテージもやはりエレガントな造りをしている。
タンニンはすでに溶け込み始めていて、良い熟成が進んでいるように感じられる。
酸味は気持ち強めだが、全体的に上品な甘さに包まれている。
(この酸味については今後の熟成時にもう少々調和が取れることを願う。)
ちなみにアフターは長めで、舌に残るスモーキーさがさらに余韻に浸らせてくれる。

爆発的な力強さは持ち合わせていないが、非常に女性的で上品な味わいとなっている。
”ゆっくりと、そして静かにいただきたい”
このヴィンテージは、そう思えるワインへと育っている。

  • 2008年10月試飲

82 ボー・セジュール・ベコ ボー・セジュール・ベコ 1986年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はかなり透き通るガーネット。
香りはフランボワーズが中心で、とても優しい立ち方をする。
味わいは、全体バランスの中では酸味が少々目立っていて
タンニンはすでに綺麗に溶け込んでいるが、甘味には少々欠けている。
アルコール分はかなり低く、舌触りはサラりとしている。
ちなみにアフターは極めて短い。

すでにピークが過ぎているからかもしれないが、
存在感としてもかなり”オーラを感じない”ヴィンテージだ。
  • 2008年10月試飲

83 レオヴィル・ポワフェレ レオヴィル・ポワフェレ 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は少々くすみのあるガーネット。
香りはカシス、ブラックベリー、ナツメグ、いくつかのフルーツ。
味わいは、予想以上に豊富なタンニンとミネラル分が特徴的。
しかしやたら際立つ酸味が非常に気になるところ。まだ若い。
甘みは少々足らない。
アフターは長めなのだが、ミネラル分などよりもタンニンが目立ちすぎていて
決して心地よいとは言えず残念。
ちなみにアルコール分は低い。

フルボディに近い造りをしているこのヴィンテージは、
まずバランスがとれていないのが残念でならない。
ちなみに数時間後には崩れ始めてしまった。
飲み頃としてはまだ先なのだが、この崩れ方を見ると”熟成”ではなく、
ただの”経時変化”になってしまうのではないかと心配になってしまう。

  • 2008年10月試飲

85 エラスリス ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ 2005年

  • : 新世界
  • 地域: チリ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色はかなり濃いルビー色。
香り自体はカリフォルニアのカベルネに近いものを感じるが、
立ち方は抜栓直後からなかなかな広がりを見せる。
味わいはしっかりとしたフルボディな造りをしていて、サラリとした舌触り。
タンニンはかなり豊富で、酸味に嫌みは感じられない。
果実味も十分感じられるが、タンニンの影響か”甘辛い”感じがする。
アルコール分はかなり高め。

正直、美味しく飲むには少々早い。
個人的にはもっと丸みを帯びるまで待ちたいところ。
ただしワインのポテンシャル自体はあるように感じられるので
別ヴィンテージも試してみたい。
  • 2008年10月試飲

78 シェーファー メルロ 2005年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
エッジはルビー色だが中心は紫色で光を透し難い。
香りは甘く黒い果実を思わせると同時に、アルコールも強く感じられる。
味わいもやはり甘く、独特な甘さを持っている。
凝縮感がそこそこあり、ややねっとりした舌触り。
そんなに重たくないタンニンなのだが、酸味は若干気になるところ。
全体的にデコボコした感じでバランスはあまり良くなく、アフターは心持ち短い。
そしてなんと言ってもアルコール分がかなり高く感じられる。
今まで“体感“した中でも一番。

全体的にフルボディな造りをしているこのワインは、
まるで「繊細」の反対側にいるような存在に思えてならない。

ちなみに余談だが、コルクの材質にはもうちょっとこだわって欲しいところ。

  • 2008年09月試飲

91 マルゴー マルゴー 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はまったく光を透さない紫色。
香りはクレーム・ド・カシス、ヴァニラ、微弱なチョコのニュアンス。
非常にエレガントな造りをしているこの味わいは、さらりとした舌触りに甘いタンニン、
完熟した果実味もしっかり伝わってくる。
酸味は微弱な程度で全体とのバランスが良い。旨みも十分ある。
アフターはそんなに長くはないが、最後まで飽きさせない魅力の持ち主。
飲み頃の初期に入っている。

しかしマルゴーのクオリティの高さには驚かされる。
シャトーでのワインへの取り組み方がよく伝わってくるようで、感激すらしてしまう。
やはり作り手の想いが感じられるワインは素晴らしい。
  • 2008年09月試飲

84 アレファンドロ・フェルナンデス ティント・ペスケラ・クリアンサ 2005年

  • : 他ヨーロッパ
  • 地域: スペイン
  • タイプ: 赤
色は光は若干透すがかなり濃いルビー色。
香りはブラックベリーが中心で割とシンプル。
味わいは、酸味はあまり感じず、かなり豊富に甘めのタンニンを含んでいる。
しかしその甘みに不自然さはなく、完熟された自然な甘み。
また、なかなか凝縮感もありアフターは結構長い。
ちなみに表示アルコール度数は14%と高めで、実際飲んでも高めに感じるが、
思った程まわらない(これまた体調の問題かもしれないが)。

すでに美味しくいただけるので無理に熟成を待つ必要はないが、熟成を待つのも楽しいし
もっと丸みを求めるのであれば、やはり今後の発展/成長を待った方が良いと感じられる。

  • 2008年09月試飲

81 ジャン・レオン カベルネ・ソーヴィニョン リセルヴァ 2001年

  • : 他ヨーロッパ
  • 地域: スペイン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
中心の色は光を通し難いやや赤見の強いルビー色だが、
エッジには若干薄いピンク色も見える。
香りは思ったよりも広がりを見せ、カシス、ミント、若干の鉛筆。
しかしボルドーのカベルネとはやはりどこか違う香り。
味わいは、凝縮感はないがあっさりとしたやや甘めのタンニンが多く含まれており、
酸味は前面には現れずアフターに近い位置で感じられる程度。
ただし、全体的にはその豊富なタンニンに支配されておりバランスを悪くしてしまっている。
また、所々で感じられる血の味が気になるところ。
ちなみにアルコール度数はやや高め。

全体的にミディアムボディな造りをしているこのワインは、作り手の気持ちが伝わりにくく
方向性が見えないところがもっとも残念なところだ。
  • 2008年09月試飲

88 モンローズ モンローズ 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はまったく熟成が見られない濃いルビー色。
香りはブラックカラントが中心で、どこか柔らかい立ち方をする。
味わいはまず、タンニンが豊富でやや辛め。
しかしそれを補う以上に甘い果実味を持ち合わせている。
酸味はまだまだ若々しいが、嫌みはない。
全体的にミディアムボディに近いフルボディな造りをしているこのヴィンテージは、
やや単調な味わいの印象を強く残す。
それはたぶん若さ故の“真っ直ぐな味“なのかもしれないが、96年以降のモノでも
すでに若くして最後まで魅了し続けるワインも存在する。

やはり人を魅了する域に達するには、あるレベル以上の奥深さと
複雑さは不可欠なのだなと、改めて思わされたヴィンテージでした。

  • 2008年09月試飲

84 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
こんな出会いもまた”出会い”。

エッジには若干熟成が見え始めてはいるが、
中心はまだまだ濃いルビー色で光は通さない。
香りはカシスにハーブ、スパイスが感じ取れる。
味わいは、どこか不自然・・・。
そう、これはどうやら「熱入り」なようだ。
ただし軽度なようのでそれなりには飲めたのですが。。
84点は参考点。

優良店でも「蔵出し」でなければ、こういうこともあるんですね・・・。

  • 2008年09月試飲

86 ベイシュヴェル ベイシュヴェル 1978年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はやや茶色が混じっているガーネットからレンガ色の色調。
香りはカシス、甘草、微弱なチェリー。
味わいは意外にもどれもハッキリ感じられる。
未だ溶け切っていないタンニンと、バランスを保とうとしている酸味。
果実味の甘味もしっかり感じられる。
正直、すでに飲み頃を過ぎていると予想していたのだが、
酸味具合や、まだ”溶け残った”と言えないタンニンからも
ピークはまだのように感じられる。
少なくとも、私の出会ったボトルはそうだと言い切れる。

やはり、ワインとはそのボトルによる”一期一会”なのだなぁ、と
改めて感じさせられた1本でした。
  • 2008年09月試飲

87 ハーラン・エステイト ボンド・セント・エデン 2001年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は非常に濃いガーネット。しかしやはり光は簡単に通す。
香りに力強さは感じられないが、ブラックカラントが中心のかなり甘い香り。
味わいは非常に甘いタンニンと、ほとんど感じられない酸味。
ねっとりとした舌触りの持ち主で、アフターにも若干甘い葉巻が感じられる。
全体的にフルボディなのだが、どれも甘い主張ばかりが目立ってしまっている。
また、個人的にはどうしても擬似的に感じられてしまう甘味と凝縮感が気になって仕方がない。
極端というか、瞬間最大風速的というか・・。
もはやこれはどうすることも出来ないのだろうか。

ちなみに2001年がこのワインのファーストヴィンテージらしい。
  • 2008年09月試飲

87 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1981年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はかなり綺麗で澄んだガーネット。
香りは始めは堅くなかなか立たなかったのだが、徐々にカシス
ミントの香りを放つようになる。
味わいは優しい酸味と赤い果実の甘味が感じられ、それでいて
どこか“落ち着きのある“味わいをしているのだが、
トータルバランスの中ではタンニンが若干突出している。
ただし「タニック」という訳ではなく、あくまでも熟成過程のバランスの問題。

全体的にミディアムボディな造りをしているこのヴィンテージは
なんとも惜しい成長の仕方をしているように感じられる。
  • 2008年09月試飲

90 グラン・ピュイ・ラコスト グラン・ピュイ・ラコスト 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
すでに美味しくいただける優れもの。

エッジには若干ガーネットも見え始めてはいるが、
中心はまだまだ濃く光を通し難いルビー色。
香りはクレーム・ド・カシス、微弱なミントが中心で、
爆発力こそ無いが、ほんのり人を寄せ付けるような魅力がある。
味わいは、見た目に反しすでにかなり美味しくいただける。
まったく重たくないタンニンと、バランスの良い酸味。
果実味の甘味もしっかりしている。
予想以上に長めのアフターには、意外にもスモーキーさが感じられる。
あまりにもすべてが予想外だったので、エチケットとヴィンテージを見返したくらいだ。

全体的にバランスが良く、ミディアムボディな造りをしているこのヴィンテージは
今はちょうど開いている時期でもあると予測する。
今後どのような成長を見せるのか楽しみではあるが、個人的には
このままでも十分素敵な存在だと言えるレベルにある、と断言できる。

  • 2008年09月試飲

85 ボデガス リベラ デ ペラサス アバデンゴ・ホーベン 2006年

  • : 他ヨーロッパ
  • 地域: スペイン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: その他・不明
個人的に、ちょっとした掘り出し物かも。

普段ほとんど飲む機会が無いスペインワインをいただいてみた。
色は光を通すややガーネットに近いルビー色。
香りは一瞬サンジョベーゼを思わせる香りを放つあたりが面白い。
※ブドウ種はフアン・ガルシア(100%使用)
予想以上に柔らかい舌触りに、心地良い程度の酸味とタンニン。
06年モノにも関わらず、落ち着きがあり非常に美味しくいただける。
奥深さやエレガントさはまったくないが、全体的にバランスが良く
そしてなによりどこか”新鮮な存在”に感じられる。
値段的にデイリーワインの1つにしても面白いかもしれない。

<参考データ>
・原産国:スペイン
・産地:アリベス
・ワイナリー:ボデガス リベラ デ ペラサス
・ブドウ種:フアン・ガルシア
・ボトル価格(お店):〜6000円前後
・店頭価格:未確認(2500円前後と予測)
  • 2008年09月試飲

87 ラ・ミッション・オー・ブリオン ラ・ミッション・オー・ブリオン 1978年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
非常に印象に残るワインにして、非常に好みも分かれるであろうワイン。

縁にはガーネットも見えるが、中心はまだまだ濃いルビー色。
香りは甘草、漢方、スパイスなど複雑で独特な草っぽい香りが特徴的。
味わいもまた独特。
素晴らしく柔らかい舌触りの持ち主で、甘く、凝縮感もあり
何とも言えない複雑さを持っている。
ただし、あまりにも独特すぎるが故に、純粋な「美味しさ」よりも
その独特な”複雑さ”が勝りすぎている感がある。
要するに、一般受けするような美味しさではなく、マニアックな美味しさなのだ。
(これは好みによって評価が大きく左右されると考えられる)

非常に独特で“印象派“なこのヴィンテージは、確かな奥深さは持っているが
私の求める奥深さは、このような”洞窟に迷い込む”ような奥深さではない。
このヴィンテージが、もう少し光ある場所へ出て来れそうな時期が来たら、
もう一度迷い込んでみようと思う。
  • 2008年09月試飲

83 アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディ

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: シャルドネ
初対面。
なかなかきめ細かい泡に、かなりスッキリとした辛口の味わい。
特筆するほどの力強さは感じられないが、
そこそこバランスがとれていて繊細な造りをしている。

もう少しエレガントさが向上されれば、もっと面白い存在になれると感じる。

  • 2008年09月試飲

86 イケム イケム 1991年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: バルザック・ソーテルヌ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: セミヨン
黄金色というよりも、くすみの無い非常に綺麗なレモン色。
香りはセメダインのような臭いが強いが、桃などのフルーツも感じられる。
かなりねっとりとした舌触りをしているが、甘さは予想に反しそれほどでもない。
全体的にふくよかさに乏しく酸味もほとんど感じられないせいか、
あまりにもシンプルに感じられ、まるで”杏酒”を飲んでいるよう。
美味しいのは美味しいのだが、私がイケムに求める”美味しさ”は
このヴィンテージでは見つけられないようだ。

ただし、品質のレベルはかなり高い。
  • 2008年08月試飲

88 デュクリュ・ボーカイユ デュクリュ・ボーカイユ 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
まさに飲み頃。
色はレンガ色だが、中心部はまだまだ濃いガーネット。
カシス、ブラックカラント、ミントの香りが栓抜と共に溢れ出す。
優しい口当りとしっかりとした果実味の甘さ。酸味はほとんど感じない。
微妙に気になる程度のタンニンが残ってはいるが、そこまで気にするほどではない。
アルコール分はかなり低め。

なかなかエレガントで、全体的にミディアムボディな造りをしているこのヴィンテージは
奥深さには欠けるが、非常に「解りやすい」性格をしているワインだ。
  • 2008年08月試飲

85 ブラネール・デュクリュ ブラネール・デュクリュ 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はガーネットなのだが、若干ピンクも見える。
香りはカシス、やや強めのミントが特徴的。
飲み頃は早くもピークの終盤を迎えている。
や、むしろピークを超えたあたりかもしれない。
ほどほどに溶け込んだタンニン(これ以上はもう溶けないだろう)と心地良い酸味。
果実味はなかなか感じられる。
全体的にミディアムボディで、エレガントな”方向性”を向いているヴィンテージだ。
(エレガントの域までは達してはいない)

また、これは感覚的な表現になってしまうが、表示度数よりも
アルコールの”まわり”が早い。その日の体調の問題かもしれないが。
よって「アルコール分が高い」という評価ではない。
  • 2008年08月試飲

88 リュシア リュシア 2003年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
「今美味しい」と思えるワイン。

色はやや光を通す濃いルビー色。
香りはクレーム・ド・カシスが中心で、どこか”こもる”ような立ち方をする。
しかし味わいは正直驚いた。
ややアルコール分は高めに感じるアタックだが、弱めで嫌味のない酸味と
とても甘い果実味が非常に”距離感”を縮めてくれる。
そしてなんと言ってもビロードのような舌触りが特徴的で、
アフターに若干感じられるスモーキーさも面白い。
すでに十分美味しくいただけるこのヴィンテージは、
そんなに熟成は求めるべきではなく、この10年が勝負になるだろう。

そんな女性的で、見た目や香りからは想像の出来ないこのヴィンテージは
実は”脱いだらスゴイんです”的なワインだ。
  • 2008年08月試飲

84 トロロン・モンド トロロン・モンド 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はやや濃いめのルビー色。
ブラックカラントが中心の香りだが、なんとも若々しくどこか張り詰めたような観がある。
そして驚くほど攻撃的で、なんとも荒々しい酸味のアタック。
あまりにも酸味が全面に出過ぎていて「これはキツイかな」と思いきや
30分後には何事もなかったかのように落ち着いてみせた。
落ち着いてからの味わいとしては、もちろん酸味は強いのだが
タンニンは”隠れるように”しっかりしていて、果実味もそこそこ感じられる。
5年後にはこの酸味も和らぎ、もっと果実味が前面に出てくると予測するが
その時はもう少し「旨味」も育って欲しいものだ。

全体的にシャープな造りをしているこのヴィンテージは、決して肉付きが悪い
という訳ではなく”ストイックなアスリート”のようなワインだ。

  • 2008年08月試飲

83 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1992年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はすでにガーネット。
カシス、若干のミントの香りを放つが力強さは無く、ジワっとした立ち方をする。
サラりとした舌触りが印象的で、ミディアムボディな造りをしているこのヴィンテージは
味わいとしては非常に残念なものとなってしまっている。
それは、普通ならばそんなに目立つ程の酸味ではないにも関わらす、肉付きが悪く
甘味や旨みが欠けている為に、妙に酸味だけが目立ってしまっているのだ。
無論、奥深さを求めることなど出来ない。

5大シャトーだけに「まったく楽しめない」とは言わないが
”5大シャトーだけに”寂しい味に感じる、そう思えてしまったヴィンテージでした。
  • 2008年08月試飲

88 タルボ タルボ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ピークは超えているが、それでもまだまだ十分に楽しめる状態。

色は若干くすみのあるオレンジ色。
香りはとにかく素晴らしく、テーブルをあっという間に包んでしまう。
そしてまず印象的なのは、ねっとりとした舌触りとアフターに残す草っぽさ。
若干気になる酸味が少々あるが、さすがにタンニンは十分溶け込んでいる。
エレガントに成長している訳ではないが、綺麗に熟成しているほうだ。

そんな「素直に受け入れやすい」と思えた1本でした。

  • 2008年08月試飲

91 ラフィット・ロートシルト ラフィット・ロートシルト 1999年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
バランスが良く、なんて優しい造りのヴィンテージなのだろうか。

色は濃いルビー色。しかし光をまったく通さない訳ではない。
まだ香りに力強さはないが、クレーム・ド・カシスにいくつかのフルーツ、
そして若干スモーキーさも感じる。
熟成は予想以上に進んでいて、飲み頃の初期に差し掛かった辺りだろう。
心地良い酸味に、十分な量にも関わらず嫌味のないタンニン。
決して滑らかな舌触りではないが、余韻に残る甘味が心地良い。
全体的に重たくなく、ミディアムボディな造りをしている。

すでに十分美味しくいただけるこのヴィンテージは、
ここから長い期間飲み頃を維持するだろうと予測する。
成長する部分と言えば、今以上に”優しさ”を深めていくことと
今は微弱にしか感じられないエレガントな部分か。
逆に奥深さに欠ける分、ここから劇的な変化や成長を見せることは無いとも言えるが、
すでに十分満足させるだけのレベルにある。

”このままの姿でイイ”
不思議とそう思えたヴィンテージでした。
  • 2008年08月試飲

82 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
このワインで初めて裏切られてしまった。
97年というヴィンテージは、いつものランシュ・バージュの面影さえ持ち合わせていない。

色はすでにガーネット。
香りは力強く立ち昇るようなことはなく弱々しい。
すでに飲み頃のピークだと言えるこのヴィンテージは、酸味もほとんど無く、
すでにタンニンの存在も感じられない。
全体的に肉付きが悪く薄っぺらで、非常に貧弱な造りをしている。
飲みやすい分、良く言えば「親しみやすい」と言えるかもしれないが、
いつもの面影さえ感じられないこのヴィンテージには、その言葉すら当てはまらない。

苦くもなく甘酸っぱくもないのに、まるで恋人にフラれたような味でした。
  • 2008年08月試飲

83 シャス・スプリーン シャス・スプリーン 1999年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: メドック/リストラック/ムーリ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は少々くすんだルビー色。
やや甘い香りを放つが、力強さはまったく感じられない。
アタックは少々酸味が強く弾むような感覚があったのだが、それも長くはもたず、
味わい的にも特筆すべきものは特に見当たらない。が、
だからと言ってバランスが悪い訳ではなく、むしろそれなりだがとれているとも言える。

かなりの小さい規模だが丸みを感じるこのヴィンテージは
まるで子供の頃に遊んだ”スーパーボール”のようなワインだ。
  • 2008年08月試飲

84 カロン・セギュール カロン・セギュール 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
同日ではないが2日前にいただいた01年モノとの飲み比べに、と思い開けてみた。

色はとても濃い紫色で、まったく熟成が進んでいないように見える。
しかし香りはとても素晴らしい。
ふわっとするような立ち方をし、甘く包み込むような魅惑的な香りを放つ。
味わいはやはりタニックなのだが、95年モノのタンニンはかなり攻撃的で、
全体的に甘味に乏しく血のような味も感じられる。
また、タンニンが豊富な割には凝縮感がなく、むしろ”水っぽさ”さえ感じることがある。
まるでタンニンが分離してしまったかのようなバランスの悪さだ。
もしかしたらこれはタンニンが豊富なのではなく、バランスが悪く一体感が無い為に
タンニンが妙に目立っているだけなのかもしれない。
バランスを保つ大事なものが抜けてしまっているのだ。。

ちなみに、香りからして閉じていた時期とは思えない。

魅惑的な香りを放ち、黒いイメージを残すこのヴィンテージは
飲む者から何を補おうとする、まるで”ヴァンパイア”のようなワインだ。

(01年モノは可愛いイメージがあるのに・・。)
  • 2008年08月試飲

89 カロン・セギュール カロン・セギュール 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
2001年モノにも関わらず、今でも十分美味しくいただける。
色は濃いルビー色で光はほとんど通さない。
香りはさすがにあまり立たなかったが、カシス、ミントの香りが心地よい。
エチケットのハートが可愛いこのワインには似合わない程タニックな味わいなのだが
思った以上に滑らかな舌触りと、十分な甘味を持ち合わせている。
見た目や香りよりも熟成が進んでいるこのヴィンテージは、
まるで”同級生にも覚られぬよう、こっそりと大人になろうとしている
思春期を向かえた女性”のようだ。
今後素直に熟成してくれるのか、はたまた捻くれて角を残してしまうのか。
どんな”大人の女性”に成長するのか楽しみでもある。
  • 2008年07月試飲

70 ラフィット・ロートシルト ラフィット・ロートシルト 1902年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
先に言わせていただければ、もはや「評価」という枠を超えた領域の飲み物である。
味わうというよりも“経験“という一言につきるだろう。
もし点数を空白に出来るのであれば、そうしたかった。

エッジはすでに透明で、全体的にもサビのような色をしている。
香りも今まで経験のないケミカル系の香り。
その中から唯一読み取れたのはチェリーのみ。
味わいというか、口に含んだ感想はだいぶ水に帰りつつある状態。
若干の酸味はあるが、タンニンも甘味も旨みもない。
よって、当然美味しいとはお世辞でも言えない。

リコルクの記録も無かったので、状態的にも厳しかったのだろう。
出来れば”味わいたかった”が、むしろ100年も前の
ラフィットに出会えただけでも良しとしよう。
今回は本当に良い経験をさせていただきました。
  • 2008年07月試飲

83 ルイ・ラトゥール モレ・サン・ドニ 1985年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
飲み頃のピークに達しており、栓抜直後からいきなりエンジン全開。
強烈なブランデーの香り。
アルコール分が高いように感じられるアタック。
ピリピリとした酸味があり、全体的にはかなり力強さも感じる。
しかし余韻は極めて短い。
さらに、約二時間程経過すると微妙にへたれ始めてしまった。
他のヴィンテージは分からないが、どうもこのワインは
繊細さよりも豪快な造りをしているようだ。
  • 2008年07月試飲

92 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 2000年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
飲み頃はまだ先にも関わらず、すでに美味しくいただける。
色は濃く、光をまったく通さない紫色。
カシス、ブラックカラントが中心の個人的には非常に落ち着く香り。
さらにこのヴィンテージはすばらしいアタックの持ち主でもある。
”噛み応え”のあるかなりしっかりとしたタンニン。
しかし決して重たいとは感じない。
それは黒い果実の甘味が十分にカバーしているからでもある。
酸味も程よく、全体的にバランスが良い。
逆にアタックの印象が強い分、若干尻すぼみな感もあるが
それはこのヴィンテージの「奥深さ」の成長に期待したい。

そんな、今後成長を見守っていきたいと思わされるヴィンテージでした。
  • 2008年07月試飲

88 ラヴィル・オーブリオン ラヴィル・オーブリオン 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: グラーブ/ペサック・レオニャン
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: セミヨン
すでに飲み頃に入り始めている。
色はやや薄い黄金色。
香りはふわっとするような立ち方で、まず白い花、
それから蜂蜜を思わせる香りが飛び込んでくる。
ねっとりとした舌触りが印象的で、甘く、そして酸味はあまり感じられない。
フルボディで、とても凝縮感を感じる。
全体的に少々重たい気もするが、それでもどこか”近づきやすい”と
妙に感じさせられたヴィンテージでした。
  • 2008年07月試飲

92 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1975年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
すでに飲み頃のピークに達している。

立ち方に力強さはないが、甘く上品な香り。
舌触りは柔らかく、タンニンは見事に溶け込んでおり、甘味と旨味が全面に出ている。
それでいてダシが効いているような味わい。
全体的に角がなく丸みを帯びており、とても綺麗な熟成の進み方をしている。
エレガント。

爆発力はないが、どこか模範となる”素直な優等生”な1本でした。
  • 2008年07月試飲

86 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1980年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は夕日のようなレンガ色。
若干スモーキーで、カシス、ミントの香りを感じるが力強さはない。
飲み頃はすでに過ぎていて、いただくにもギリギリな感があるが、
それでも予想していたよりは芯が残っている。
少々の酸味と溶け切れなかったようなタンニンがあるが、逆に心地よくもあり、
果実味の甘味や旨みはかなり薄れてはいるが、薄っぺらいという訳でもない。
このヴィンテージはもしかしたらこの終わり掛けだからこそ、
その良さが分かるのではないだろうか。
なぜならば、いただいていてもこのヴィンテージの若い頃がまったく想像出来ないからだ。
それはもしかしたら私の読み取る能力の問題かもしれないが、それでも私は思う。
このヴィンテージは若いころは評価されず、角がとれ、歳を重ねることで
バランスという”枠”を超えた時に初めて評価されるのではないのかと。
それは人で言う、いわゆる”しぶさ”というやつだ。
  • 2008年07月試飲

88 パプ・クレマン パプ・クレマン 1989年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はくすみのないガーネット。
香りは少々スモーキー且つスパイシーで、じわっとくるような立ち方をする。
熟成は結構進んでいるが、それでもタンニンはすべては溶け切っていない。
たぶんこれは今後も変わらず残っていくものだろう。
酸味はあまり感じず、果実味の甘味よりも旨味が目立つ。
力強さには欠けるが、全体的にミディアムボディでなかなか長い余韻を持ち、
非常にエレガントな作りのワインだ。

【余談】
クレマンのページも「ペサック・レオニャン」にリンクしてないのはなぜでしょうか。
  • 2008年07月試飲

86 ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ エシェゾー 2001年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
ルビー色でなんとも若々しい濃い色合い。
香りは思った以上に広がりを見せ、赤い果実を思わせる。
さすがに少々硬かったが、ヴォーヌロマネ村のワインにしては
力強さというよりもしなやかさが際立っており、柔軟な印象を受ける。
ちなみに余韻は短いのだが、舌に綺麗に染み込んでいくような消え方が印象的だ。
  • 2008年07月試飲

84 ピション・ロングウィル・バロン ピション・ロングウィル・バロン 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
前回受けた印象とほぼ変わらない。
色は濃いルビー色だが光は少し通る。
香りは”こもる”ようで、広がるような立ち方はしない。
(グラスの選択を誤ったのか?)
タンニンも酸味もまだまだしっかりしているが、そんなに気になるようなものではない。
というよりも”悪影響も無い”と言うべきか。
そのくらい全体的に印象が薄く「良くもなく悪くもなく」というのは、
このワインに良く当てはまる。
強いて言うならばどこか”しまらない”印象が強く、日本食で言えば
最後に味をしめる”塩”を忘れたようなヴィンテージか。

ちなみに、ボトル差は感じられなかった。
  • 2008年07月試飲

87 シャトー・ラヤス ラ・ピアラード 1985年

  • : その他フランス
  • 地域: ローヌ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: グルナッシュ
色はほぼガーネット。
甘く複雑で、いくつものスパイスが効いた香りが印象に残る。
味わいもやはり甘さが目立つが、舌触りはかなり滑らか。
ちなみに、若いヌフに時々感じられるとっつき難さはまったく感じられない。

実はローヌにあまり良い印象がなかったのだが(経験値の問題もある)、
今回のように熟成されたローヌは非常に面白かった。
これを期にローヌも再度試みてみたいと思わされた1本でした。
  • 2008年07月試飲

92 マルゴー パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: ソービニヨン・ブラン
明るく、鮮やかな黄金色。
蜂蜜、レモン、白い花の香り。
とても爽やかな風が吹き抜けていく感覚を覚える。
味わいは甘く、そして舌に絡みつくような舌触りがあり、
アフターに残る若干の酸味が心地よい。
凝縮間もある。

あまりにも心地よく爽やかだったので、次回は是非天気の良い昼間に
オープンテラスでいただきたいと思えた1本でした。
  • 2008年07月試飲

87 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
前回頂いた時は状態もタイミングもすべてが良すぎたのだろう。
さすがに今回は前回同様とまではいかないが、それでも十分に美味しくいただけました。

色はガーネットにかなり近い。
香りは予想に反し、あまり立たなかった。求めるものが高すぎたとも言える。
それでもカシス、ブラックベリーなどの甘い香りは伝わってくる。
酸味はあまり感じない。タンニンは大分溶け始めている。
決して滑らかな舌触りではないが、長い余韻がある。
前回よりもちょっと荒々しい部分はあったが、それでも”官能的”なイメージは変わらない。
やはり、これも私の好きなワインのひとつである。

ただし、ボトル差がありすぎる部分については気になるところ・・・。

  • 2008年06月試飲

84 ラトゥール ラトゥール 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はすでにほぼガーネットに近くなっている。
香りはあまり立たない。
過去いただいてきたラトゥールの中でも、こんなに香りが昇ってこないのは初めてだ。
弱々しい酸味、果実味の甘味や旨みもあまり感じられない。
ハービィなアフターで、余韻も決して長くはない。
とにかく、どれをとっても薄っぺらい。
私の知っているラトゥールは、どんなヴィンテージでも豊満で素晴らしい香りを放ち
ちょっとくらい強引でも、異質な力強さを持っていた。
ボトルコンディションは決して悪くは無かった。
もし眠っていた時期だとしても、こんなに”おとなしい”ラトゥールは珍しい。

  • 2008年06月試飲

92 シェーファー カベルネ・ソーヴィニョン・ヒルサイド・セレクト 2003年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
正直なところ、私はカリフォルニアワインはあまり好みではない。
しかしながら、このワインは”好み”という枠を超えてでも、
評価せずにはいられない。

濃いルビー色。しかし、やはり光は通す。
グラスに注がれた瞬間からテーブルいっぱいに広がる甘く豊満な香り。
中でもブラックカラントが目立つ。
口当たりが恐ろしく滑らかで、そして”甘い”。とにかく甘い。
タンニンは豊富なのだが、アフターにそれを感じさせない。
これは甘味が勝っているからなのだろうか。
とにかくパワフルで、まるで一撃必殺の”122mm砲を備えた重戦車”のようなワイン。

好みではなくても、ここまで驚かされてしまったこと自体評価できる。
ちなみに個人的な意見なのだが、一人で1本空けるよりも数人で楽しむことをお勧めする。
なぜならば、何よりも”衝撃”や”驚き”が勝っていて、1杯目が一番美味しく感じるからだ。
グラス1杯あれば、それは十分に読み取れるだろう。
奥深さを求めたい私としては、この辺りが方向性の違うところでもある。
  • 2008年06月試飲

85 ポール・ロジェ ブリュット 1998年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: その他・不明
初対面。
きめ細やかな泡。それでいて力強さもある。
少々重めで辛口だが、しっかりとした余韻を持ち
エレガントさも持ち合わせている。

なんだか夏の暑い夜、今夜はシャンパーニュのみで通したい日に
セレクトしてみたいと思わされた1本でした。
  • 2008年06月試飲

84 ポンテ・カネ ポンテ・カネ 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
飲み頃がやや過ぎている。
色は綺麗なレンガ色。
香りはあまり昇ってこない。
タンニンはしっかり溶け込んでいる・・・というよりも、
すでに”消えている”が正しい表現か。
元々それほど長期熟成に向いていないワインなのだと思われる。
ちなみに口当たりは優しいが、余韻は短い。
しかしながら、全体的に優しさが感じられるまるで”おじいちゃん”のような1本でした。
  • 2008年06月試飲

86 オーパス・ワン オーパス・ワン 2004年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
光を通す濃いルビー色。
複雑で甘い香り。このワインはいつも”向かってくる”ような香りの立ちかたをする。
滑らかな舌触りだが、ちょっとしつこいタンニン。
造られたような甘味が気になる。
全体的には”重低音”なイメージが当てはまる。

ちなみに、前回とのボトル差は感じられない。
  • 2008年06月試飲

85 モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン 1999年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
前回とあまり印象は変わらない。
むしろ前回微妙に感じられたエレガントさは、今回はあまり感じることが出来なかった。
残念。
ただし、インパクトには欠けるが”間違いのないシャンパーニュ”と言える。
  • 2008年06月試飲

88 ラトゥール ラトゥール 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はキレイなガーネット。
栓抜直後から立ち昇ってくる華やかで素晴らしい香り。
香りだけなら満点をつけたいくらいだ。
タンニンは少々溶け残っていて酸味もやや目立つが、
ミネラル感のある味わいと、ハービィなアフターがある。
ちなみに、奥深さはこれ以上は感じられない。
ゆえに、飲み頃の判断が難しいヴィンテージであるとも感じる。

香りは素晴らしかったが、全体的には”尻すぼみ”なイメージが残る1本でした。
  • 2008年06月試飲

91 ラ・ミッション・オー・ブリオン ラ・ミッション・オー・ブリオン 1993年

  • 地域: ---
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
すでに飲み頃に入っている。
色はくすみのない綺麗なガーネット。
香りは複雑にして華やかで、驚くほど昇ってくる。
柔らかい口当たり。タンニンはすでに大分溶け込んでいる。
全体的に丸みを帯びたミディアムボディで、気持ちの良い余韻がある。
このワインにこそ”エレガント”という言葉が良く似合う。

相当タイミングが良かったのか、開き具合にちょっと驚いてしまいました。


【余談】
ところで、ラ・ミッションのページが「ペサック・レオニャン」にリンクしてないのはなぜ?
地域も無登録だし、探すのに大分苦労しました。ふぅ
  • 2008年06月試飲

84 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド 2003年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
さすがにガチガチだったので、栓抜後2時間経ってからいただく。

色は暗く濃い紫色。しかし光を通さないわけではない。
カシス、ブラックベリーが中心のまだまだ若々しい香り。
酸味はあまり感じられないが、タンニンが豊富。
今はまだそのタンニンに隠れてしまっているが、
よく噛み締めれば果実味の甘味も感じられる。
同時に、確かにタンニンは豊富だが、決してガチガチなフルボディではなく
むしろミディアムボディに近い感じも受ける。
どちらにせよ、飲み頃はあと10年は先だ。

ちなみに点数は今飲んで84点だが、この豊富なタンニンの溶け込み次第では
90点くらいまで票を伸ばす可能性を秘めている。
ただし、完全にタンニンが溶け込むまでに果実味が残っているのか・・・
不安に思える部分もある。
  • 2008年06月試飲

70 パルメ パルメ 1987年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
劣化していたのか、それとも息絶えていたのか。
まるで”抜け殻”のような1本。

色はくすんだガーネット。
香りはまったく昇って来ない・・・というよりも、ほとんど香らない。
例え眠っていたとしても、こんなに香らないはずはない・・・。
味は異常なまでの酸味で甘味などは一切感じられない。

久しぶりに出くわしてしまったが、やはり”魂”の抜けたワインを見るのは
とても悲しいものである。
  • 2008年06月試飲

87 クロ・ド・ロラトワール クロ・ド・ロラトワール 1982年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
まさに飲み頃。
色は若々しいガーネット。
トリュフや土の香りに、スパイスも感じられる。
タンニンはまろやかに溶け込んでおり、口当たりも優しい。
酸味は程好く残っている。
が、途中からその酸味が際立ってしまったところが残念なところ。
  • 2008年06月試飲

85 セルタン・ド・メ セルタン・ド・メ 1987年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポムロール
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は濃いガーネット。
キノコや土など、大地を思わせるような複雑な香り。
味わいは酸味もしっかりしていてまだまだ若々しいが、
やはり私が感じる右岸特有の”しっとり”さは持っている。
しかしながら、奥深さは若干欠けているようにも感じる。

このワインには何かが足らない。
それがヴィンテージのものなのか、セルタンの本性なのかは
今の私には分からない。
  • 2008年06月試飲

84 ダリオッシュ カベルネ・ソーヴィニヨン "シグネチャー" ナパ・ヴァレー 2004年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
ナパ・ヴァレーらしいワイン。
色はすごく濃いルビー色だが光は通す。
香りは予想以上に昇ってくる。
クレーム・ド・カシス、コーヒー、スパイス・・・どれも主張が強い。
そしてその香りに現れているような”重たい”味わい。
カリフォルニア産カベルネの独特な風味と重たすぎるタンニン。
やたらとアルコール度数が高く、これじゃあ重たいアタックにもなるはずだ。
(パーカー氏は好みそうだが・・・。)
ちなみに味わいの変化はほとんど無い。
  • 2008年06月試飲

82 ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ エシェゾー 1997年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
はっきり言って期待はずれ。
赤い花を思わせる香りだが、閉じていたにしてもあまりにも弱々しい。
味わいは酸味が強くバランスがまるで取れていない上に、強引な力強さだけが目立つ。
この1本には”傲慢”という言葉が良く似合う。

ルジェはこのワインで何を伝えたかったのだろうか・・・。
それともたまたま悪いボトルを引いてしまったのか。
出来れば、後者であってほしい。
  • 2008年05月試飲

95 デュクリュ・ボーカイユ デュクリュ・ボーカイユ 1982年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
間違いなく偉大なワインの一つに挙げられるであろう。
色は未だに光を一切通さない濃く深い紫色。エッジにも熟成観は見られない。
まるで90年代後半のワインのようだ。
なんとも複雑で甘い香り。香りだけでもうっとりさせられる。
タンニンの主張はそんなに強くはなく、凝縮された甘みが感じられる。
それでいて骨太で、なんとも言えない奥深さを秘めている。
すぐにその先を追い求めたくなるが、それはまだ10年は先にならないと
このワインは本性を現さないだろう。
そのくらい恐ろしく若いワインなのだ!

余談ですが、やっとサンジュリアンの素晴らしいワインに出会えました。
これまでタルボやバルトン、ラス・カーズ、そしてこのボーカイユと、いろいろ
いただいてきましたが私が感じたのは、サンジュリアンの”素晴らしいワイン”は
若いうちは”まったく”人を寄せ付けず、熟成して始めて人に心を見せ始めるのだ、と。
なんと極端に内気で人見知りな大地なのだろうか。
これがサンジュリアンのテロワールなのだろうと、今の私には思える。
  • 2008年05月試飲

88 メゾン・ルロワ ジュヴレ・シャンベルタン 1982年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
エッジはすでにオレンジで、全体も熟成を示すレンガ色。
香りはブランデーと蜂蜜のような甘い香りを放つ。
しっかりとした味わいで自己主張が強く、骨格がガッチリとしているようなワイン。

このところジュヴレ・シャンベルタンをいただく機会が続いているのだが、このワインは
最近いただいたドメーヌもの(トラペ、クレール)よりもレベルが高いように感じられる。
ネゴシアンワインにしてこのレベルならば”ドメーヌ・ルロワ”のワインならいったい・・・
と思ってしまうのは当たり前なところか。
今からいただくのが非常に待ち遠しいです。
  • 2008年05月試飲

87 ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
色は緑がかった淡い黄色。
始めは硬く香りもあまり立たなかったが、2時間もするとジャスミンの香りとともに
フレッシュな香りを放つ。
柔らかい口当たり。口に含んでいる内はあまり主張は強くないが、
余韻の中にやや遅れて舌に残る酸味の出方が特徴的か。


しかしDRCにモンラッシェ以外の白が存在してたんですね。
知りませんでした。
エチケットを見てもすごく控えめに「DRC」とあるだけで
見逃してしまいそうなくらい。
ちなみにこのワインの収益はサン・ヴィヴァン修道院の修復に使われるとのこと。
歴史保存の為のワイン、といったところでしょうか。
ちょっと珍しかったので調べてしまいました。
  • 2008年05月試飲

84 ドメーヌ・ブリュノ・クレール ジュヴレ・シャンベルタン 1996年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色はキレイなルビー色。
香りはまずまず昇ってくる。
味わいの印象は”小ぢんまりとした球体”。
全体的なバランスは良いのだが、なんともスケールが小さい。
ちなみに余韻はまずまず長い。
先日いただいたトラペのシャンベルタンよりは、好みではある。
  • 2008年05月試飲

91 ラトゥール レ・フォール・ド・ラトゥール 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
中心は光を通し難いほど濃いルビー色。
香りはブラックベリーを中心に、なんともフレッシュ。
味わいのバランスは悪くない。
タンニンと酸味はまだまだ若々しくしっかりしていると共に、
ねっとりとした黒い果実味にあふれ、全体的にしっかりとしたフルボディに感じる。

レ・フォール・ドは私の好きなワインのひとつなのだが、この96年モノは
近年のヴィンテージの中ではもっとも評価の出来る年だと思う。
しかしこのワインをセカンドにしておくのは本当にもったいない。
ヴィンテージにもうちょっと差が出ないよう管理出来れば、
格付けされても良いと思うのだが。

まあ今の格付けをあんまり気にはしていないんですけどね。。
ただセカンドという表現は、このワインには似合わないと常々思う。
  • 2008年05月試飲

84 フィジャック フィジャック 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
前回同時に購入したうちのもう一本。
やはりこちらも思った以上に熟成が進んでいる。
97年というあまり良くないヴィンテージだから、という理由だけではなく
フィジャックというワインの性質なのだろうか?
どちらにしても、すでに飲み頃に入っている。

また、前回は感じられなかったのだが、
微弱ながらもエレガントさを持ち合わせているようだ。
これは、このワインの向いている方向性なのかもしれない。
その部分については、別ヴィンテージで確認してみたいと思う。
  • 2008年05月試飲

87 レオヴィル・ラス・カーズ レオヴィル・ラス・カーズ 1971年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
不思議な一本でした。
ヴィンテージが71年にも関わらず、色はルビー色。
なんとも甘い香り。
タンニンも酸味もしっかりしている。果実味もあり、そしてスパイシー。
女性的ではなく、男性的な力強さを感じる。
時間が経つにつれて滑らかになり、その変化を楽しめたことが
まるで71年からの歴史に触れたかのよう。

しかしもしブラインドで出されていたら、90年代後半と答えたでしょう。
そのくらい飲み始めは若々しいものでした。
71年モノがなぜこんな状態で残っていたのだろうか・・・。
不思議でなりません。
例えて言うなら、甘い香水と黒い皮ジャンを身にまとった
”ちょい悪オヤジ”といったところでしょうか。
そんな「LEON」な1本でした。
  • 2008年05月試飲

89 オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ・ルイ・クレリコ 1964年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
色は綺麗なレンガ色。
辺りをいっきに取り巻くブランデーのような甘い香り。
タンニンはやさしく溶け込んでいるが、その存在は感じられる。
アフターは極めて長い。
若干舌に残るピリっとした酸味から、保存状態の良さも感じる。

なかなか素晴らしい古酒との出会いでした。

  • 2008年05月試飲

84 ドメーヌ・ジャン・エ・ジャン・ルイ・トラペ ジュヴレ・シャンベルタン・1er Cru 1998年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
香りから若い感じがうかがえる。
色はあまり透き通らないルビー色。
やや強引な力強さと、酸味が際立っていてバランスが悪い。
なにか全体的に”曇っている”感じ。

  • 2008年05月試飲

80 ロバート・モンダヴィ カベルネ・ソーヴィニョン 2005年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色はかなり透き通るようなルビー色。
香りはあまり立たない。
アフターも短く、奥深さも何もない。
味わい全体的に”薄い”という表現が一番合うように思える。
「飲みやすい」と言えば良く聞こえるかもしれない。
  • 2008年05月試飲

85 オー・ブリオン オー・ブリオン 1999年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: グラーブ/ペサック・レオニャン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
栓抜して2時間放置してみたがまったく開かず。
色は綺麗なルビー色。
香りはそんなに立たなかった為、深くは感じられなかったが、
他の5大シャトーとちょっと違う華やかさのようなものを感じる。
しかし、オー・ブリオン特有と言われているタバコの香りはまったく感じられませんでした。
味わいは、酸味もタンニンもしっかりしているが、その中にも甘みがある。
全体的にはフルボディというよりも、ミディアムに近いフルボディに思える。

それにしても、今回は完全に”冬眠状態”のタイミングに出くわしてしまったようです。。
改めてワインはいただくタイミングの難しい飲み物だと感じさせられた1本でした。

”結ばれる”には、ワインも人も一緒ですね。
タイミング、タイミング。
  • 2008年05月試飲

90 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1995年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
コルクを完全に抜く前から溢れ出す香り。
色は厳密にはルビー色だが、すでにガーネット色に向かいつつある。
酸味もタンニンもしっかりしているが、どこか柔らかい感じ。
バランスが良い。
先日いただいた90年モノの方が奥深さがあるように感じられたが、
”今”飲むなら、バランスの良い95年モノの方が美味しくいただける。

どちらにしても、このワインはどのヴィンテージをいただいても
いつも私を受け入れてくれる。
  • 2008年05月試飲

86 ドメーヌ・A.−F.グロ シャンボール・ミュジニー 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
なんてスタイリッシュで”素直”なワインなんだろう。
ヴィンテージが若いせいか、さすがに硬かったが、それでも十分に広がる香り。酸味はちょっときつめだが、決して嫌な酸味ではなくむしろスッキリとした余韻を与えてくれる。

ちょっと内向的だけど”決して嘘をつかいない女性”を思い浮かばせてくれる、
そんな一本でした。

  • 2008年04月試飲

86 レオヴィル・バルトン レオヴィル・バルトン 1989年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色は綺麗なルビー色。
思ったよりも立ち昇ってくる香り。
ほどよい酸味とそんなにきつくないタンニン。
フルボディだと思っていたが、ミディアムボディに近い。
飲みやすい分、印象にもあまり残らないのが残念なところか。
  • 2008年04月試飲

91 ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1998年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: サンジョベーゼ
非常に素晴らしい。そして面白いワインでした。
過去にいただいたイタリアワインの中でも一番好みかもしれない。
しかもイタリアワインにしてボルドーらしさを感じられたのに興味がある。
もちろん正真正銘イタリアワインで、サンジョヴェーゼの真髄が感じられる味わいなのだが
どこか”ボルドー精神”のようなものが感じられたのが妙に面白かったのである。
また、この熟成感が成せる香りと味わいをイタリアワインでも”深く”感じれたことに驚きました。

久しぶりに、人に勧めたいと思えた一本。
  • 2008年04月試飲

83 クロ・デュ・マルキ クロ・デュ・マルキ 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
カベルネ・ソーヴィニヨンを65%使用している割には、今でも美味しくいただけました。さすがに硬かったですが。
アフターはあまり長くありません。
ちなみに、ラスカーズを思い起こさせる要素を持っていると良く聞きますが、私は感じられませんでした。ちょっと残念。。

というよりも、全体的に私とサン・ジュリアンとの愛称が悪いのかもしれません。。
どなたかサン・ジュリアンのすばらしい一本を教えてください。
  • 2008年04月試飲

82 ラグランジュ ラグランジュ 2001年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
この間(97年モノ)のリベンジに、と飲ませていただいた一本。
(それがなぜ2001年モノなのかは聞かなかったが。)
味わいはなんともクリーンな感じ。というよりも、妙にまとまっているというか、小ぢんまりとしている。
あまり”嫌われない存在”といったところか。

しかし97年モノとはまったくの別物で、とても同じワインとは思えませんでした。
あの97年はいったいなんだったんだろう・・・。
  • 2008年04月試飲

84 フィジャック フィジャック 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はほぼガーネット色。
香りもほどよく舞い上がってくる。やはり思ったよりも熟成が進んでいるようだ。
味わいはそこそこ果実味があり、肉々しい部分もあるが、
全体的にはどこか細々とした感がある。
97年モノにして今が飲み頃な1本でした。
  • 2008年04月試飲

88 ルー・デュモン シャンボール・ミュジニー・レ・シャルム 1989年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
香りはそんなに立たず、若々しい感じすらする。
しかし口に含めばなんとも柔らかい口当たり。
いったいこのワインはどんな人が作ったのだろうか、と気になってしまう。
というのも、この”レア・セレクション”の生産者名は非公開だそうです。
もちろん、すべて仲田さんが見つけた蔵出し古酒。
仲田さん、がんばってるなぁ。
たまにはネゴシアンワインも面白いですね。
  • 2008年04月試飲

76 ラグランジュ ラグランジュ 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
なんだか”近寄り難い”印象だけが残った一本でした。
良いところを見つけようとした時点で、お互いそれ以上は近づけなくなってしまったようです。。
久しぶりに最後までお付き合い出来なかった夜でした。
  • 2008年04月試飲

83 カマンサック カマンサック 1997年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: メドック/リストラック/ムーリ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
初めて口にしました。
特に余韻が長い訳でもなく、素敵な画が見えた訳でもありませんが、予想以上に素敵な香りがし、予想以上に美味しかったです。
というのは、勝手な印象で、良いイメージを持っていなかったのです。
これって偏見ですよね・・・。申し訳ない。

ちょっとツンツンしてますが、今の市場価格からしたらちょっと面白い存在だと思います。
  • 2008年04月試飲

92 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
なんて滑らかな。そしてなんともバランスの良いヴィンテージでした。
しかしデキャンタすれば良かった・・・。
ゆっくりいただけば開いてくれるかなと思ったのですが、開ききらずにしてしまいました。
なんたるミス。。
しかしそれでいてあのバランスの良さ。10年後が非常に楽しみ。
ちなみに92点は成長過程。95点まで届くポテンシャルを秘めているかもしれない。
  • 2008年04月試飲

92 クリュグ ヴィンテージ 1985年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: 白
  • ブドウ種: シャルドネ
まさに美味。
泡は弱めだったが、繊細さは失われていない。
むしろ泡が溶け込んだかのような優しさすら感じる。
口へ含み、ノドを通り抜けた瞬間、胸の奥を”春風”が吹きぬけていく。
そんな”春”を感じさせてくれる一本でした。

ちなみに「紹興酒」に似た甘いニュアンスを感じたのはちょっと面白かった。
  • 2008年04月試飲

79 ニコラ・ポテル ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 1985年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
京料理屋にて。”店主の趣味”ということでいただいたワイン。
香りから「ん?」と思わされる。というのは、ブルゴーニュっぽくなかったので。味わいは割りと重たく、しっかりしている。ただし昨晩の私の求めていたイメージには合わなかったのか、それとも愛称が悪かったのか、あまり良い印象は残っていない。
う〜ん・・・ゴメンなさい。。
  • 2008年03月試飲

90 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド 1981年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
このワインはいつも官能的な画を見せてくれる。
このイメージが伝わるだろうか。

灼熱の太陽、そこは砂漠。歩いても歩いても砂ばかり。そこへ一瞬幻を見たかのようにふと現れるオアシス。恵みの水だ。そこには黒髪の美しい女性が水浴びをし、私を手招いてくれる。ここで潤せるのは喉だけではない、心も「渇き」から解き放たれるのだ。そして唇を交わすと彼女は耳元で囁く「やっと出会えた・・」その言葉を残し、彼女は消えてしまう。
このワインのイメージは”砂漠のオアシスで出会った刹那の恋”
語ってしまいましたが、そのくらい私を潤してくれたワイン。
また、81年というヴィンテージが見せてくれた訳ではなく、このボトルだから見せてくれたのでしょう。よって、もう二度と会えないんでしょうね。

若干ピークを過ぎていた感はあったが、最後の一花を咲かせてくれたような1本でした。
  • 2008年03月試飲

76 アヴェレーダ シャランバ 2001年

  • : 他ヨーロッパ
  • 地域: ポルトガル
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: その他・不明
ポルトガル料理屋にて。
ポルトガルのワインは初めてでした。いくつかのポルトガル伝統料理と一緒に頂いたのですが、特に羊の肉との愛称はなかなか良かったです(マリアージュとまではいきませんが・・・)。香りはそんなに立ちません。やや酸味が強く、余韻もそんなに残りません。かなりあっさりとしたような感覚です。ワインだけで楽しむのではなく、料理と一緒に楽しむことをお薦めします。

■参考
産地:ドウロ
品種:ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、トゥ-リガ・フランセーザ
  • 2008年03月試飲

87 ドメーヌ・ジャン・ラフェ モレ・サン・ドニ 2000年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
なんとも柔らかい舌触り。その若さにして兼ね備える繊細なディープさは、産まれ持ったものにしては末恐ろしい。近い将来、魅力ある女性へと成長するのは時間の問題である。
その時にもう一度出会えたのなら、昨夜のような若さゆえのとげとげしさは、きっと丸くなっているはずだ。
  • 2008年03月試飲

83 カステッロ・ディ・アーマ キャンティクラシコ 2004年

  • : イタリア
  • 地域: トスカーナ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: サンジョベーゼ
普段あまり表現しない”美味しい”という言葉が非常に似合う。そのくらいイイ意味で分かりやすいワインでした。奥深さなども求めるよりも”その場の雰囲気”を楽しむような感覚を覚えました。
  • 2008年03月試飲

87 ラトゥール ラトゥール 1986年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
自宅で一人でいただく。
栓抜直後から立ち上がる豊満な香り。色はややガーネットに近い。口当たりは、タンニンはやや溶け始めているものの酸味はまだまだしっかりと残っている。本当の飲み頃は当分先のようだ。しかし残念だったのはあまり本性が見えてこなかったこと。86年というグレートビンテージということもあり期待し過ぎたのか、本来であればもっと素晴らしい存在のはず。それはボトルが悪かったからなのか、86年というある意味評価が難しいビンテージだったからなのかは分からない。
それと、やはりワインは一人でいただくものではない。
”何を飲んだのか”ではなく、そのワインを”誰と飲んだのか”が重要なのだ。
そんな、なんだかワインを飲み始めた頃を思い出させられた一本でした。
  • 2008年03月試飲

88 カノン・ラ・ガフリエール カノン・ラ・ガフリエール 1998年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
”川のせせらぎが聞こえる。遠くで待っているあの人にも聞かせたい。しかし、その音が届くことはなく、五月の風に儚くかき消されてしまう”。
ちょっと強引ですが、こんな”イメージ”でしょうか。
柔らかい舌触りが印象的。しかし内容はもっと奥が深く、それを私が感じ取れなかったからなのか、もう一歩のところで近づけなかったように感じた。
  • 2008年03月試飲

77 ピエール・アンドレ ジュヴレ・シャンベルタン 2005年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
若さから来る酸味はあるが飲みやすい・・・というよりも”何も見えてこない”といった感じ。まったく印象に残らないというのが正直な印象。
  • 2008年03月試飲

86 モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン 1999年

  • : その他フランス
  • 地域: シャンパーニュ
  • タイプ: スパークリング
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
喉越しの良い繊細な泡。しかし飲みやすい分インパクトに欠けるが、やや感じられるエレガントさは見逃せない。
  • 2008年03月試飲

86 オーパス・ワン オーパス・ワン 2004年

  • : アメリカ
  • 地域: カリフォルニア
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
先に記載したムートン94年モノをいただいた後にこちらをいただきました。バロン・フィリップ氏が手掛けただけあって上手くまとまっているようには感じますが、それでも今の販売価格には見合わないと味わいだと思うと共に、私はやはりボルドーの方が断然好みであるということを再認識させられました。ただし、香りはムートン94年モノよりも良い。
  • 2008年03月試飲

90 ムートン・ロートシルト ムートン・ロートシルト 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
近付き易くなんだか暖かい香り。
記憶のどこかにトリップしてしまいそう。
季節は夏。ひまわりが咲く丘を、10代の少年達が走り去る。
なんだか”10代の夏”みたいな感じのワイン。
あくまでも「イメージ」ですけど。
次にいただいたら、また同じ画をイメージさせてくれるのだろうか楽しみである。
  • 2008年03月試飲

87 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
友人から頂いた375mlの04年モノを自宅でいただく。さすがに固かったが、やはりこのワインは私の好みだ。とはいえ、以前飲んでいる90年代と比べれば、04年モノの質は落ちているように感じられる。それでも、やっぱり私の好みである。
  • 2008年02月試飲

88 クリネ クリネ 1999年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポムロール
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
香りが立たなかった為、デキャンタしていただく。それでもまだ立たない。1時間半後にやっと”じわっ”と来る感じ。しかし豊かな味わいで、さらに近づきやすい感じもした。たぶんポテンシャル自体はもっとありそうなので、5〜10年後にもう一度再会してみたい。それにしても、終始閉じ気味にしてこれだけ近づけたのはなぜだろう・・。不思議な1本でした。
  • 2008年02月試飲

93 ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド ピション・ロングウィル・コンテス・ド・ラランド 1990年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
至福な時を過ごせました。テーブルいっぱいに広がる香り、舌の上に長く残る余韻・・・。その官能的で開放感のある味わいは、まるで”夜空の下で絡み合う恋人達”。もう一度抱きたい・・・そう思わせる記憶となりました。
  • 2008年02月試飲

84 デュアール・ミロン デュアール・ミロン 1985年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
タンニンはほぼ溶け込み飲み頃のピークは越えつつあると思うが、果実味は予想していたよりは感じられた。ちなみに近年のデュアール・ミロンの中では「'85年が最高の出来」とソムリエから説明を受けたのですが、何かに魅了されるほどグっくるものは感じられませんでした・・・。失礼ながら85年が最高の出来とは思えません。。
  • 2008年02月試飲

86 マグドレーヌ マグドレーヌ 1992年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サンテミリオン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
予想以上に熟成が進んでいたように感じる。
香りは”ふわっ”と来る感じではなく、じわっと来る感じ。
これはこのワインの特徴なのだろうか?
メルローが90%との割にはしっかりとした味わい。
香りはそんなに立たなくても”雨上がりのようなしっとりとした味わい”といったところ。
  • 2008年02月試飲

84 パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ソービニヨン
色は、若いヴィンテージでしかもカベルネ・ソーヴィニョンの比率が高い割にはやや透ける紫色。空けてから1時間後に飲むも、それでもまだ開かなかった。もっと時間をかけなくてはいけなかったようです。ということで、得点は参考扱いで・・・。
  • 2008年02月試飲

86 タルボ タルボ 2000年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ジュリアン
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
色はやや透ける紫色。タンニンが豊富でガッチリとしている造りだが妙に近づきやすい。しかし全体的に淡白にも感じられる。それは時間をかけても味に変化が無かったからなのかもしれない。というのも、最後はちょっと飽きてしまったんです。。最初はそれなりに美味しく頂けたのですが。なんか惜しい。
  • 2008年02月試飲

85 モンローズ モンローズ 1981年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: サン・ステフ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
81年モノだったので、すぐに開くと思いきや結構時間がかかりました。なので始めは「ぉぃぉぃ・・・」という感じで。。開いてからは”それなり”に美味しくいただけましたが、最後まで印象薄な味わい。
  • 2008年02月試飲

92 ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ レ・ボーモン 1999年

  • : フランス(ブルゴーニュ)
  • 地域: ブルゴーニュ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: ピノ・ノワール
すばらしい!まるで苺畑にいるような甘い香り。それでいて力強さと、しっかりした果実味。なんとも上品な味わいでした。もうちょっと時間が経ってから飲んだら、もっともっとステキな味になるんでしょうね。しかしあの香りは素晴らしかった。
  • 2008年02月試飲

82 デュアール・ミロン デュアール・ミロン 2005年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
2005年のポイヤックの出来が知りたくてトライしてみましたが、さすがにまだ硬すぎてなんとも言えませんでした・・。そのくらい今はちょっと近付き難いとも言えるかもしれません。

参考:カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ30%、カベルネ・フラン5%
  • 2008年02月試飲

87 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1978年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
すばらしい香り。やさしくしっとりと残る口当たり。出来ればもうちょっと早く出会いたかった。というのも、果実味も酸味もだいぶ失われ若干飲み頃が過ぎていた様子・・。それでも、十分に楽しめました。
  • 2008年01月試飲

88 ラトゥール レ・フォール・ド・ラトゥール 2004年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
飲むのは「早い」と分かっていながらいただきました。もちろんデキャンタしてもらったのですが、さすがに固かったので2時間かけてゆっくり飲みました。それにしても時間とともに変化していくなんとも言えない複雑な香りがすばらしい。味もしっかりしていて、そのポテンシャルの片鱗は感じれたと思います。でも2ndなんですよねぇ。信じられない。
  • 2008年01月試飲

85 ジスクール ジスクール 1982年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: マルゴー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
さすがに飲み頃でした。色はこれが82年のボルドーか?と思ってしまうほどすでに透けていて鮮やか。味わいもタンニンは柔らかく溶け込んでいて、呑み易かったです。しかし香りがそんなに長続きしなかった点が残念なところ。点数は、タンニンがもうちょっとだけしっかりしている方が今の好み、ということもあってちょっと低めになります。
  • 2008年01月試飲

75 シャトー・ド・サンコム コート・デュ・ローヌ 2006年

  • : その他フランス
  • 地域: ローヌ
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: グルナッシュ
非常に”濃く”複雑な味わい。しかし劣化していたのか、それとも飲み方が悪かったのか、40分後にはすぐにくずれてしまいました・・・。結局飲み頃も何も分からず仕舞い。。
  • 2007年12月試飲

77 シャトー・モン・ペラ モン・ペラ 2005年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: 他のボルドー
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: メルロー
まず”力強い”という印象。メルロ80%、カベルネソーヴィニヨン10%、カベルネフラン10%の比率なのに、ちょっと驚きました。しかし”美味しさ”を感じるよりも、バランスが悪いな・・・という印象が強い。もうちょっと開くまで時間をおく必要もあったようです。再度チャレンジしてみます。
  • 2007年12月試飲

85 グラン・ピュイ・デュカス グラン・ピュイ・デュカス 1996年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
タイミングが良かったのか非常に飲みやすかったです。しかし評価としては難しく、美味しいのだが物足りない。かなり控えめな性格。もうちょっと個性があるのかと思っていたのですが。
  • 2008年01月試飲

84 ピション・ロングウィル・バロン ピション・ロングウィル・バロン 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
最初は「あれ?」というイメージ。しかし1時間後にやっと開いてきた感じでした。それでも、なにか物足りないというのだけが残る。
  • 2008年01月試飲

88 ランシュ・バージュ ランシュ・バージュ 1994年

  • : フランス(ボルドー)
  • 地域: ポイヤック
  • タイプ: 赤
  • ブドウ種: カベルネ・ブレンド
  • 2008年01月試飲