カリフォルニアのカルトワイン!シェーファー訪問記(3) お待ちかねテイスティング

 

テイスティングルーム

ブドウ畑の見学と醸造過程の見学がおわると、お待ちかねのテイスティングです。ワイナリー建物のなかのゲストルームにて、テイスティングが始まりました。

テイスティングではヒルサイドセレクトこそ出なかったものの、6種類ものワインをテイスティングすることができ、とても興味深い体験ができました。簡単にテイスティングのメモを。

・カベルネ・ソービニヨン 2002

とにかく濃いカベルネ。ヒルサイドよりはやわらかく近づき安いだろうと思っていたら大間違いで、こちらもとにかく濃くパワフルで、すさまじいほどのタンニンの量がある。渋みの塊といった感じでたまげてしまった。ちょっとまだしばらくは寝かせておきたいところ。

・メルロー 2002

シェーファーのメルローは、濃い濃い。とてもメルローとは思えません。渋みはかなり抑えられており、全体的にとても丸い印象を受けました。すぐにおいしく飲めるようになると感じました。

・リレントレス 1999

こちらは、シェーファーとりくむシラーを中心にしたブレンド。1999はファーストビンテージということで、とても貴重なものをいただきました。こちらも初めて飲みました。カベルネ以上の色の濃さ。

・ポート 2002

一般には発売されていないポートワインです。こんなものがあるとは知りませんでした。なんでも、ヒルサイドのカベルネ100%でできたポートだそうです。すごい!
最新の2002をいただきましたが、まだ若いので、ちょっと硬いですが、カシスリキュールかと思うほどの濃厚さと、フルフルのフレーバーで、ファンタスティックでした。それでいて驚いたのが、これだけ濃いのにまったくクドくなく、のどに引っかかったり舌にまとわりつくことなく、ベルベットのように滑らかに口の中に落ちていくんです。まったくもってすばらしい。

みなさんワインの感想などを述べつつ、和気藹々とテイスティングが進みました。みなさんの人気はメルローだったようです。ワイナリーの方もいろいろと逸話をお話していただきました。

ロバート・パーカーが定期的にテイスティングに訪れるそうですが、かれのテイスティングは異常に速いとのこと。一度訪れると20種類以上のワインをテイスティングするようなのですが、口に含むなり、ちょともぐもぐしてすぐにペッっとはきだし、「ハイ!次」「ハイ!次」と、どんどんテイスティングされるそうで。ワイナリーの方もあの速さにはびっくりとのことでした(笑)

これがダッラ・ヴァレ

こちらおまけの写真です。
DVって書いてありますけど、どこだかわかりますか?

ヒント:カルトワイン

ということで、これがあの、ダッラ・ヴァレです。帰りがけに寄ってみました。こちらも道に看板などなく、しかも細い私道を3kmほど丘に登ったところにあるので、とても見つけずらいです。
ワイナリーは完全にプライベートとなっており、見学などはまったく出来ないようです。残念。

ダッラ・ヴァレの畑

こちらがダッラ・ヴァレの畑です。となりにはまだブドウの植えられていない真新しい畑もあり、これから畑を拡張していくのかと思います。畑は、道路からはかなり上ったまさに丘の中腹の斜面にそって作られており、この斜面こそがダッラ・ヴァレのワインを生み出す土壌の秘密なのかな、と思いました。

写真と取材:tyk(ワインノート編集部)