ハーラン「ボンド」に新ラインナップPLURIBUSが加わる

先日ハーランエステイトから、1通の封筒が届きました。その封筒には大きく「ボンド」と書かれており、派手な消印が押されていました。期待を胸に封を開けてみると、丁寧な手紙とともに、ボンドシリーズの4番目のワインであるPLURIBUSのリリースが始まったと書かれていました。
2003ビンテージの申込書も同封されていましたが、どうやらアメリカ以外には送らないようで、残念ながら申込することができませんでした。
今回は、数あるワインのなかでも、カルト中のカルトである「ボンド」についてコラムを書きたいと思います。

ハーランの作る新ブランド

ボンドは、ハーランエステイトが作る新しいブランドです。セカンドワインではなく、オーナーのビル・ハーラン氏とワインメーカーのボブ・レヴィ氏が共に、ハーランと対等なものとして新しく立ち上げたブランドなのです。

ボンドには、異なる畑から生まれる4つのラインナップがあります。
99年に最初にリリースされたのが、メルバリー、ヴェシーナ、セント・エデンの3つの畑です。それに加えて2003年からは、PLURIBUSが加わり、4種類のラインナップとなりました。

手紙にはそれぞれの畑の特徴が書かれていましたので、掲載します。

メルバリー
ヘネシー湖を見下ろす丘、ラザフォードの北東に位置する畑です。非常に凝縮した力づよさをもちつつ、フィネスやエレガントさを同時に兼ね備えています。

ヴェシーナ
オークビルの西側の丘陵地帯にあり、火山性の土壌を持っています。東向きの畑で、朝に日差しを受け、夕方にはサンパブロ湾の涼しい風をうけて気温が下がります。パワフルで濃縮されており、決めの細かなタンニンを備えています。

セントエデン
オークビルの東側、岩石の多い小山に位置します。赤っぽい土壌の性質を受け継ぎ、幾重もの複雑さを備えており、贅沢で豊富で、粒子の細かいタンニンがあるフルボディのワインです。

PLURIBUS
スプリングマウンテンの土壌の性質を反映して、このワインは特筆に値する複雑さと、土を連想させるような香り、肉厚な口当たりがします。非常の大柄のワインで、長いフィニッシュがあります。
PLURIBUSという名前は、"many"のラテン語で、素晴らしいワインを作るための様々なもの-日照や土壌、気候、ワインメーカーなどいろいろな面の現れであるということを意味しています。

 


 

ハーラインエステイト・ボンドの評価

2001年ビンテージ
・メルバリー  96点(ロバートパーカー)
・セントエデン 97点(ロバートパーカー)
・ヴェシーナ  96点(ロバートパーカー)
2000年ビンテージ

気になる評価とお値段

気になる評価ですが、2001年ビンテージで、、
メルバリー96点、セントエデン97点、ヴェシーナ96点(ロバートパーカー)となっており、早くもカルト中のカルトの風格を漂わせています。

ちなみに、ワイナリー価格ですが、4本セットで740ドルです。約8万円ですから、1本あたり2万円となっております。ワイナリー価格ですら、いやはや高いですね。
とはいえ本家ハーランエステイトなどは、一本10万円を超えて取引されることもありますので、ボンドの希少価値を考えると、現時点で1本2万円というのはすごくお買い得かもしれません。

日本での入手

日本には正式には未入荷ですが、幾つかのワイン屋さんが通信販売でも販売しています。値段は、大体25000~35000円程度といったところでしょうか。ワイナリー価格が2万円程度(日本への郵送費や保管費などは含まれない)と考えると、日本で2万5000円で買うならば決して高い買物ではないといえるかもしれません。
品数が非常にすくないので、売り切れのショップが多いです。見つけたら売り切れないうちに買うしかありませんね。